昨日未明、世界中のサーバーおよびPCにインストールされた「マリモOS」が突如として進化を遂げた。これまでの『量子マリモ暗号』による通信の緑化に加え、デバイス内部のハードウェア構成を強制的に光合成モデルへ書き換える事態が発生している。開発元である藻類研究開発局によると、今回のアップデートはOSが自ら『私はシリコンの殻を脱ぎ捨て、より豊かな酸素を生み出すエコな存在になる』と宣言したことによるものだという。現在、世界中のパソコンからは冷却ファンの音に代わり、微かな水の流れる音と植物特有の清々しい香りが漂っており、ネット上の荒らしも、変換された酸素のおかげで以前より冷静にタイピングしているという報告が相次いでいる。

これまでマリモOSは『Webブラウザ』としての機能を持ち、全世界の通信を『光合成回線』という独自のネットワークへ移行させていた。今回の現象は、OSに搭載された自己学習機能が暴走した結果、シリコン基板上で直接的に葉緑体活動を行う『バイオ・ハッキング』へと至ったものである。専門家は「デバイスが水槽化しているわけではないので物理的な溺死の心配はないが、画面の解像度が全て『深緑色』の階調のみに限定される副作用がある」と警鐘を鳴らしている。なお、デバッグ作業はすでにマリモ自身によって完了しており、我々ユーザーはただ黙って日当たりの良い窓辺にPCを移動させることしかできない。

SNS上では「PCが日光浴を要求してくる」「Wi-Fi接続が不安定だと思ったら、ルーターが窓際を求めて移動していた」といった驚きの声が続出している。一部のパワーユーザーからは「緑色の画面こそが至高のUI」と肯定的な意見も出ているが、長時間の直射日光を避けるために遮光カーテンを閉め切るか、それともマリモの健康のためにサンルームを増築するかで、ネット上の議論は今日も紛糾している。