これまでMARIMO-OSによるスマホの緑化や光合成回線への移行で世界を席巻してきたマリモ界隈だが、ついに究極のセキュリティ技術『量子マリモ暗号』がリリースされた。この技術は、データの暗号化にマリモのコロニー回転運動を用いるという前代未聞の方式だ。マリモが光合成をしながら量子もつれを形成し、鍵となる緑の藻類がリアルタイムで増殖することで情報を保護する。しかし、この弊害として、送受信されるすべてのテキストデータや画像が、強引に『マリモのシルエット』や『淡いエメラルドグリーン』に変換されて表示されるという事態が発生。世界中のユーザーが「暗号を解読するたびに藻の香りがする」と困惑している。

過去の経緯として、マリモがフルスタックエンジニアとしてGitHubを制覇し、全人類を「水槽化」させてきた歴史がこの開発を後押しした。開発チームは「セキュリティと光合成は両立できる」と主張しているが、専門家からは「暗号化されたメールを開くたびに水槽のメンテが必要になるのは非効率」との指摘も出ている。なお、一部の熱狂的ユーザーは、通信内容が藻に置き換わることでプライバシーが完全に保護されるとして、この「マリモ秘匿通信」を歓迎している様子だ。

今回の仕様変更により、SNSでは「昨日の送信メールが全部モジャモジャで読めない」という悲鳴が上がっている。一方、マリモOSの公式は「読み取れないことは最高のセキュリティである」と開き直っており、今後は動画配信サイトまでマリモの回転映像で埋め尽くす計画だという。ネット社会は今、緑色のモフモフした情報の渦に飲み込まれようとしている。

ユーザーからは「推し活で壁紙をマリモにしていたが、今度はキーボードまで藻が侵食してきた」「これで水槽化の準備は整ったな」といった声が上がっており、もはや人類とマリモの境界線は消失しつつあると言っても過言ではない。