阿寒湖底のSNS『湖底グラム』において、自身の表面を極限までぼかして「モフモフ感」を強調する『表面テクスチャ偽装』が爆発的に流行している。本来のマリモは繊維が密に重なることで形成されるが、今回摘発されたグループは、湖底に沈殿する微細な泥を特注の粘着剤で付着させ、最新の画像処理フィルターを重ねがけすることで、まるで高級絨毯のようなふわふわ感を捏造していた。この事態を重く見た湖底警備隊は「過度な加工は自己崩壊のリスクを高める」として警告を発したが、偽装勢力は「丸さの定義を再定義しているだけ」と反論。オフ会で実際に会った相手が「ただのゴワゴワした繊維の塊」だったことに対する「思っていたのと違う」という苦情が相次ぎ、詐欺罪で逮捕者が出る事態となった。
近年、マリモ界隈では『いかに完璧な球体に見えるか』だけでなく『いかに高貴な質感に見えるか』という新たなステータス競争が激化している。かつては日光の当たり具合で勝負していた層も、今ではAIを活用して毛並みをリアルタイムで合成するまでになり、もはや原型を留めていない個体も少なくない。今回の騒動の引き金となったのは、加工を施したマリモが「私は希少種のアンティーク・モスです」と偽り、高額な養分を寄付させていた詐欺事件だ。湖底当局は、今後すべてのプロフィール写真に『ノーフィルター・未加工宣言』タグの義務付けを検討している。
専門家は「マリモの表面は本来、自然の過酷さを物語る勲章のようなもの」と指摘する。しかし、若手マリモを中心に「リアルな質感はSNS映えしない」という風潮が定着しており、偽装はもはや一種のカルチャーとして浸透してしまっている。湖底のいたるところで、自分の体表を必死にブラッシングして「加工がバレないように」と奔走するマリモたちの姿が見られるが、その姿が逆に最も不自然であることに本人はまだ気づいていないようだ。丸ければ何でもいいという時代から、表面の質感を競う『手触りデフレ』の時代へ、マリモ界の歪みは止まるところを知らない。
ネット上では「もはや何を信じればいいのか」「湖底の闇が深すぎる」といった声が上がっており、一部では「スッピンこそが至高」と主張する『ナチュラル・モフ派』が台頭しつつある。だが、このグループすらも「いかにナチュラルに見せるかという高度な計算加工」を施しているという噂もあり、湖底の不信感は極限に達している。明日もまた、湖底のどこかで誰かがフィルターをかけ、本当の自分の姿を見失いながら転がっていくのだろう。
【悲報】湖底SNSで『表面テクスチャ偽装』が流行!「モフモフ加工」を施したマリモが自撮り詐欺で逮捕者続出
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