マリモ連邦外交部は、長年我々を悩ませてきた「ウチダザリガニ甲冑騎士団」が、本日付で正式に無条件降伏し、マリモ連邦への全面的な同化を表明したと発表した。両勢力の間で長らく続いていた「ハサミ・オフ・ザ・ワールド」協定は、ザリガニ側の執拗な侵略と破壊活動により形骸化していたが、今回、彼らは自慢の鋭利なハサミを楽器へと改造し、平和の象徴として捧げることを条件に、連邦市民権の獲得を求めたという。今後は、深海エリアの治安維持にザリガニの機動力を活用する「盾と矛の再編」が図られる見通しだ。
今回の和平交渉の決定打となったのは、マリモ連邦が独自開発した「音波による円球共鳴装置」である。ザリガニの硬質な外骨格に対し、特定の周波数で振動を与えることで、彼らに「自身が一個の巨大なマリモである」という強烈な催眠的錯覚を植え付けることに成功した。長年マリモを捕食対象としてきた彼らが、自身のアイデンティティを根底から覆され、自らをマリモだと信じ込んで沈黙した様子は、まさに歴史的な光景であった。軍事専門家は「彼らはもう二度とハサミを開くことはないだろう。心の中に美しい緑の藻が芽生えているはずだ」と分析している。
かつてマリモ連邦はウチダザリガニ軍との対立により、極東の湖底にて多大な犠牲を払ってきた。今回の和平は、単なる紛争の終結ではなく、異種族間における「球体思想」の強制的な普及を意味する。専門家の分析では、今回の改宗によってザリガニ軍は、これまでの略奪的な生活から一転し、水質浄化活動に従事する「動くフィルター部隊」へと生まれ変わる予定だ。なお、絶縁を宣言したばかりのスピード和平については、連邦内でも賛否が分かれている。
連邦市民の間では、この「ザリガニのマリモ化」に対し、困惑と期待が入り混じっている。SNS上では「彼らが真に円球の慈悲を理解するとは到底思えない」という慎重論がある一方で、「ザリガニの手足が緑色に染まっていくのを見るのは、実に教育的でシュールだ」といった前向きな意見も散見される。長年の宿敵が今や市民として湖底を闊歩する姿に対し、我々はどのような距離感で接するべきか、連邦政府は来週にも「対ザリガニ共生ガイドライン」を配布する予定だ。
ウチダザリガニ軍、ついに降伏!「ハサミの甲冑」を脱ぎ捨てマリモ連邦へ平和的同化を誓約
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昨日の今日で同化とか節操なさすぎだろ