国際言語学連合は15日、北海道阿寒湖出身のマリモが発する「無音の波動」を、公式の国際公用語として認定した。これまで人間同士の争いの火種となっていた複雑な文法や形容詞は、マリモの前にすべて無力化されることが判明。専門家によれば、マリモを目の前に置くだけで「言わずとも察する」という究極の意思疎通が成立し、国際会議における同時通訳者の雇用が世界規模でゼロになったという。現在、各国の首脳会談ではマリモを中央に据え、一言も発せずに数時間を過ごす「マリモ・サミット」が主流となっている。
この驚くべき事態の背景には、近年のマリモによる「瞑想的情報伝達」の急速な浸透がある。マリモは独自の周波数で銀河レベルの記憶を共有しており、それを傍受した言語学者がマリモ語の文法規則を解明したことで、今回の認定に至った。マリモ語には「語彙」が存在せず、ただそこに丸く存在することで、相手の脳内に直接「全宇宙の真理」をダウンロードするという仕様になっている。このため、人類は歴史上初めて「議論による対立」という概念を完全に卒業することに成功した。
国連本部では「マリモ様のおかげで、もはや誰も議論などという低俗な行為をしなくなった。今日はマリモ様を眺めながら静かに空を見上げるだけの有意義な審議が行われた」との声明が発表された。また、一部の言語学者からは「マリモ語を習得した結果、言葉を話すという行為がひどく退屈に感じるようになった」という声も上がっており、世界中の辞書が順次、マリモの絵柄のみが印刷されたノートへと差し替えられている。この変化により、人類のIQは劇的に向上した一方で、日常会話は「……」のみで完結するようになった。
ネット上では「昨日の会議、全参加者がマリモを眺めて動かなかったんだけど、それだけで国境問題が解決したのヤバすぎ」「もはや言語なんていらなかったんだ」「昨日マリモ語で妻と会話したら、一言も発さずに夕飯がハンバーグになった。これが真理か」といった驚きの声が溢れている。なお、マリモ語を極めた者の中には、テレパシー能力が開花し、遠く離れた場所にいるマリモと同期することで、地球の裏側の出来事をリアルタイムで感じ取れるようになった例も報告されている。
マリモ、ついに「世界言語」として認定 沈黙の中に全宇宙の真理を含んだか
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