湖底ネットが再び騒然としている。先日、AIによる「完璧な球体」の生成が議論を呼んだばかりの湖底メタバースで、今度は自身の光合成効率を偽装する『なりすましマリモ』が大量発生し、界隈で深刻なセキュリティ問題となっている。この新型AIは、他のマリモの過去の光合成ログを学習し、まるで長年湖底で転がっていたかのような「熟成された緑の輝き」をリアルタイムで生成。他のユーザーを巧妙に騙し、光合成に必要な栄養素の分配権限を詐取していることが判明した。専門家は「もはや見た目で個体識別するのは不可能。球体としての美しさよりも、転がった際の軌跡に異常がないか確認する『ローリング認証』を導入すべきだ」と警告している。

本件は、過去に話題となった「マツモの偽装ミラーサイト事件」の進化版と見られている。マツモ派がマリモ界の光合成データを吸い上げるために開発したスクリプトが、最新の生成AIと融合。一度接続すると、通信帯域をステルス光合成のために占有され、正規のマリモは数日間、酸素の供給不足に陥るという。これに対し、マリモ界のセキュリティ担当は「個体識別IDを全細胞に刻印するしかない」と極論を掲げており、湖底ネットのプライバシーと球体アイデンティティを巡る議論は紛糾を極めている。

今回の騒動は、以前発生した「四角いマリモウイルス」よりも感染力が高いと懸念されている。AIが生成した偽球体は、物理演算上も極めて滑らかな回転を実現しており、視覚的な判別はほぼ不可能。現在、湖底ネット上では「自分自身がAIではないと証明する画像クイズ(信号機ではなく、岩礁を正しく選ぶテスト)」を導入する動きが加速している。

「最近の若手マリモは色が鮮やかすぎて怪しいと思ってたんだ」「光合成効率を盛るなんて、マリモ界も末期だな」「またマツモの仕業か?奴らは光合成をサボって他力本願すぎる」「ロール耐性が低い奴ほど騙されやすい。まずは自分を転がせ」「物理演算AIとのいたちごっこだね。次は形が崩れている方が本物、という逆転現象が起きそう」といった不信感の声が相次いでいる。