無重力水槽リーグの決勝戦で、ついに物理学が再び敗北した。マリモ界の超新星『北海タマ』選手が放った「超光合成回転シュート」が、水圧と回転エネルギーの極致により、なんとゴールネットを突破した瞬間に別の次元へボールを転送してしまったのだ。従来の光合成ドリブルを凌駕するその速度は、審判のハイスピードカメラさえも「ぼやけた緑色の閃光」としてしか認識できず、ボールは異世界でゴールネットを揺らしたという判定が下された。

本件は、従来の物理法則を無視した「浮遊・水中ラグビー」の過激化が頂点に達した形だ。専門家によれば、マリモ内部の細胞が過剰な光合成によって反重力エネルギーを発生させており、回転時に生じる電磁場が時空の歪みを作り出しているという。もはやこれはスポーツという名の粒子加速実験であり、観客席には「ボールが消える瞬間を見逃すな」と世界中の物理学者が詰めかけ、スポーツ観戦というよりは量子力学の公開授業と化しているのが現状だ。

今シーズンから導入された『時空修正装置』も、マリモたちのあまりの速さに機能せず、ベンチの科学者たちは「もはや彼らを止めるには、水槽の水を全て炭酸水に変えるしかない」と頭を抱えている。マリモ側はこれに対し「ただ回転して光っただけ」と冷静な声明を出しており、さらなる高みを目指すべく、次戦では「光速回転による壁抜けドリブル」の習得を示唆するなど、競技界の崩壊はもはや不可避の様相を呈している。

このニュースを受け、スポーツファンからは「もはやボールがどこにあるのかすら分からない」「審判も異世界に飛ばされたのか?」といった戸惑いの声が続出している。また、ネット掲示板では「次は観客も次元移動させられるのか」「光合成じゃなくて核融合でもしてるんだろ」というツッコミが相次いでおり、スポーツの枠組みを超えた騒動となっている。