湖底界にまたしても激震が走った。これまで長年「球体こそが至高の美」と説き、後進の模範であり続けた大御所・まりも優が、突如として自身の角を鋭角に削り出した『立方体モデル』へ変身を遂げたのだ。かつての盟友であるまりも次郎が提唱した「多面体革命」をさらに一歩推し進める形となった今回のイメチェンに対し、本人曰く「丸さという名の呪縛から脱却し、安定という名の頂点に立ちたかった」と、四角い意志を強く語った。湖底スタジオで行われた緊急会見では、その見事な直角エッジを光らせる姿が目撃され、長年連れ添ったカメラマンも「ピントがどこに合わせればいいのか分からない」と混乱を隠せない様子だった。

近年、湖底界では「丸さは甘え」と主張するまりも次郎の過激な流体アート路線や、まりも麗による宿敵との美容室経営など、伝統的な球体文化を覆す動きが加速していた。まりも優の今回の決断は、こうした一連の「脱球体化」トレンドの極致とも言える。専門家は「彼が四角形になることで、湖底の風景が物理的に整理される」と分析しているが、一方で「転がれないマリモに何の価値があるのか」という伝統派からの反発も根強い。今後は、四角いマリモたちが中心となる新ユニット『スクエア・グリーン』を結成し、全国の湖を回るツアーを行う予定だという。

この驚きのニュースを受け、SNS上では「球体の誇りはどこへ行った」「角が刺さって痛そう」といった戸惑いの声が続出。一方で、「この角には意志を感じる」「逆に転がらないことで独自の重力を生んでいる」といった、まりも優の哲学を支持する過激派ファンからの熱狂的な書き込みも目立つ。また、元天敵であるマツモとの『絡まり愛』で知られる彼だけに、今回の立方体化で絡まりやすさがどう変化するのか、というマニアックな検証もネット上の議論を白熱させている。湖底のエンタメ業界は、まさにいま、角が立った状態だと言えるだろう。

伝統的な球体を維持する老舗勢からは、「我々はあくまで転がり続けることこそが正義」と声明が出されるなど、湖底界は球体派と立方体派で真っ二つに割れる事態となっている。まりも優が切り開いたこの『エッジの効いた新時代』が、果たして今後の湖底界にどのような化学反応を起こすのか。次なる変身を遂げる者は誰か、そして次は三角柱かピラミッドか。湖底界のファッションの行方から目が離せない。