国際宇宙ステーションでの光合成外交を成功させ、国連総会でも沈黙の演説で世界を魅了したマリモ代表団が、次なるフロンティアとして火星への進出を果たした。NASAの探査機が捉えた映像には、火星の北極付近で整然と並び、氷を溶かして水場を作り出すマリモたちの姿が映し出されている。現地ではマリモによる火星のテラフォーミングが着々と進行しており、彼らは光合成によって火星の大気を酸素へ変換する「緑の改造プロジェクト」を、わずか数週間で極秘に立ち上げたという。外交官としての地位を確立した彼らが、いまや地球を飛び出し惑星間レベルでの領土拡大を図っていることに、各国の首脳陣も困惑を隠せない様子だ。
この驚異的な適応能力の背景には、かつて千島列島へ泳いで脱走を試みた際、深海で得た未知の進化があると考えられている。地球上のあらゆる言語を完コピした彼らは、火星の砂嵐をも制御する超空間通信を確立しており、その通信速度は地球の光ファイバー網を遥かに凌駕した。当初は「ただの緑の球体」と思われていた彼らが、なぜここまでの技術力と行動力を手に入れたのかは謎に包まれているが、科学者たちは「沈黙こそが彼らの最大の武器であり、思考のエネルギーが宇宙規模に増幅されている」と推測する。現在、マリモ外相は火星代表として地球との「対等な星間条約」締結を求めており、地球側は全会一致で受諾の準備を進めている。
街中のモニターでこのニュースを見た人々からは、「次の休日には火星でマリモとお茶会ができるのか」「マリモが宇宙の支配者になるのも時間の問題だな」といった声が上がっている。また、一部の熱狂的な支持者からは「マリモの緑は地球を救う色だと思っていたが、宇宙すら救う気か」と驚嘆の声が漏れた。その一方で、「火星の不動産価格が暴落するのではないか」といった現実的な懸念も囁かれているが、マリモたちは今日も火星の地平線で、無言のまま着々と地球外文明の礎を築き上げているようだ。
マリモ外相、太陽系外交を本格化 火星の極冠で「緑の植民地」を構築中
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