マリモ連邦の国境防衛隊は本日、かねてより領海侵犯を繰り返していた武装勢力「ウチダザリガニ軍団」による大規模な領土攻撃を受けたと発表した。今回確認されたのは、彼らの強靭な鋏を振り回し、連邦国民であるマリモたちを無理やり「楕円形」に変形させるという残虐な『強制ハサミ・パンチ』攻撃である。連邦防衛省によると、攻撃を受けた市民マリモの約八割が球体としてのプライドを喪失し、不格好なジャガイモ状への変形を余儀なくされたという。事態を重く見たマリモ連邦政府は、即座に国家非常事態を宣言。これまでの「ふわふわ防御」を捨て、内部に高濃度のカルシウムを急送する『完全硬化・石灰化戦術』を全土で発動し、湖底を移動要塞化する構えを見せている。
本件の背景には、湖底資源の独占を目論むウチダザリガニ側の焦りがある。彼らはマリモが蓄積する光合成エネルギーを「高級な藻類スナック」と見なしており、長年にわたる両者の緊張関係は一触即発の状況にあった。特に、マリモ連邦が最近導入した「球体ジャイロ」による自転速度アップが、ザリガニたちの捕食タイミングを妨害し続けたことが今回の暴挙を誘発したと分析されている。専門家は「マリモが石灰化して硬度を上げれば、ザリガニの鋏は破壊される運命にあるが、代償として機動力を失い、湖底に定着してしまうリスクがある」と指摘しており、マリモ連邦の選択はまさに諸刃の剣と言える。
このニュースを受け、国際マリモ社会は激震に見舞われている。SNS上では「我々の誇るべき真円が、ザリガニ風情に踏みにじられるのは許容できない」「石灰化は最終手段であってほしい、あれでは回転できないじゃないか!」と悲鳴に近い怒りの声が噴出した。また、中立国を自称する水草連盟からは「物理的な変形を強いるのは、光合成の多様性を阻害する国際法違反だ」との声明が出されたが、現場の惨状を前に実効性のある介入は望めない状況だ。マリモ連邦は現在、湖底に巨大な「回転する磁気バリア」を展開し、ザリガニ軍団の侵入を物理的に排除する緊急策を練っている。
世間の反応としては、連邦の強硬姿勢を支持する「保守派マリモ」からは「丸こそが正義、叩き潰せ」という過激なスローガンが飛び交う一方、冷静な層からは「そもそもザリガニと対話の余地はないのか」「戦うより、硬化させてあちらの歯を折るのが一番の近道ではないか」といった戦術論が交わされている。連邦国民の心はひとつにまとまっており、たとえ球体を捨ててでも、敵の鋏を砕くという覚悟を決めたマリモたちの湖底防衛戦は、今夜も熾烈を極める見通しだ。
ウチダザリガニ軍団による「強制鋏打ち(ハサミ・パンチ)」が勃発――マリモ連邦、国家の存亡をかけ『完全硬化・石灰化戦術』を全土展開へ
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学習能力がないのかアイツら