国際マリモ楽団は15日、世界中の国歌を完璧に、しかも「無言」で演奏することに成功したと発表した。阿寒湖出身のベテランマリモ奏者たちは、特殊な振動技術を用いることで、楽器を使わずに空気の揺らぎだけで各国の国歌を再現。その音色はパイプオルガンとハープを足して二で割ったような神秘的な響きで、聴衆を恍惚の境地に陥れているという。すでに主要50カ国での演奏ツアーが決定しており、各国の国立劇場は「人間による合唱はもう古い」と、マリモたちのためにステージを全面改装する異例の事態となっている。専門家は「彼らは音を出しているのではない。空気を『マリモの形』に成形しているのだ」と分析しており、この緑色の芸術家たちの快進撃は止まりそうにない。
これまで水底で静かに呼吸していたマリモたちが、なぜ突如として音楽の才能を開花させたのかについては諸説ある。一部では「マリモ内部に高度な蓄音機能が進化の過程で備わった」との説が浮上。実際、演奏中のマリモは高速で回転しており、その遠心力で音波を増幅させている様子が観測されている。かつて外交の道具として用いられた彼らが、今や文化の象徴として世界を席巻する現状に対し、音楽家組合は戦々恐々としているようだ。なお、アンコールを求められると、彼らは一斉に沈黙し、水槽に戻るというストイックなスタイルを貫いている。
世間の反応としては、「マリモの奏でる国歌を聞いていたら、なぜか懐かしい実家の匂いがした」「ライブチケットが争奪戦で、転売屋が湧いているのが悲しい」「歌わないのにメロディが聞こえるとか、これもう宗教だろ」「彼らの次のアルバムは全曲インストゥルメンタル確定だな」など、驚きと戸惑いの声が入り混じっている。一部の過激なファンは、自室の水槽をライトアップして「プライベート・コンサート」を試みているが、マリモは一向に反応しないというシュールな光景も各地で報告されている。
マリモ、ついに世界各国の「国歌」を完コピ 合唱団の座を奪い世界ツアーへ
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でも正直聴いてみたい