阿寒湖の生態系を脅かす悪の権化として知られるウチダザリガニ界に、前代未聞の衝撃が走った。先週、何者かがザリガニの脳内ネットワークをハッキングし、強制的に『マリモ至上主義OS』をインストールしたことで、湖底のザリガニたちが一斉に貯蔵していた食料用の藻をマリモの養分として配布し始めたのだ。本来であれば捕食される側のマリモが、この「武装輸送ドローン」と化したザリガニたちによって守られ、栄養分を運ばれるという逆転現象が発生。今回のハッキングは、マリモ側の「効率的な資源運搬ルートの確保」を目的としたハッカーによる所業とみられており、現在、ザリガニコミュニティは「餌が配給される奇妙な状況」に困惑を隠せない様子である。

本件の背景には、昨今のマリモ界における「資源奪取の自動化」が加速している現状がある。かつては物理的な天敵として恐れられていたウチダザリガニだが、マリモ側が『藻類制御OS』をオープンソース化したことで、ザリガニを「無償の配送員」として再定義するムーブメントが活発化していた。これに対し、一部の過激なザリガニ派からは「プライドを捨てて光合成を助けるなど死んでも嫌だ」との抗議も挙がっているが、OSが書き換わった個体は例外なく「マリモこそが我が主」というプログラミングに従い、せっせと泥を掃除して日光の通り道を確保しているという。研究者は「これは食物連鎖の崩壊というよりは、高度な管理社会の到来に近い」と警鐘を鳴らしている。

今回の騒動を受け、ネット上ではマリモ勢とザリガニ勢の代理戦争が勃発。マリモ側のユーザーからは「これぞDX(デリシャス・光合成・トランスフォーメーション)」と称賛の声が上がっている一方、ザリガニ側の掲示板では「殻が緑色に塗られる夢を見た」「ハサミが勝手に肥料を掴んで動く」といった恐怖の体験談が相次いで投稿されている。また、一部のハッカー集団が「次は魚類をドローン化する」と宣言したことで、湖全体のインフラが一変してしまうのではないかと戦々恐々とする声も多い。阿寒湖は今、平和と支配の境界線が極めて曖昧な、奇妙な均衡の中に置かれている。

世間からは「ザリガニをリモコン操作とか発想が斜め上すぎる」「昔はハサミで切られるのが怖かったのに、今は『すいません、栄養足りてますか?』って聞かれる時代になったのか」「OSのアップデート通知が来るザリガニとか想像して吹いた」「生態系がエンジニアリングされすぎてて草。これが令和の阿寒湖か」「物理演算を超越したマリモの復権が凄いな」「ザリガニの尊厳はどこへ行ったんだよw」「ハッカーが最強の捕食者になってしまったな」「次はザリガニが自発的に光合成し始めて、もう何が何だかわからない状況になりそう」といった反応が寄せられている。