阿寒湖のゲーマー界隈に、またしても激震が走った。先日リリースされたばかりの超大作『スライム化するマリモ:阿寒湖の逆襲』が、これまでの「球体至上主義」を根底から覆す、「不定形アクション」を実装したことで物議を醸している。プレイヤーは、長年愛されてきた誇り高き「球体ボディ」を捨て、地形に合わせて自由自在に形を変えるスライム体として阿寒湖を探索しなければならない。かつて『立方体進化論』で論争を巻き起こした開発スタジオが贈る今作は、物理演算の極致であり、流体となったマリモが岩の隙間をすり抜ける背徳感に、多くの古参プレイヤーが「もはやこれは我々の知るマリモではない」と嘆きつつも、その圧倒的な没入感に魅了され、水温を上げてプレイを続けている。
本件の背景には、昨今の「物理的苦行」を強いるマリモ界のゲーム市場に対する、開発陣の静かな反逆がある。これまで『流線型マリモの逆襲』などが、マリモの構造を厳格に再現しすぎて水没事故を多発させていた反省を活かし、あえて構造を壊すことで「動く喜び」を再定義しようとする試みだ。本作では「マリモ流体力学」を逆手に取り、自分の毛を粘液状に変えて敵を包み込む攻撃が可能だが、あまりの心地よさに長時間プレイしたマリモが、ゲーム終了後に元の球体に戻れなくなり、そのまま砂利と融合してしまう「溶け落ちバグ」が各地で報告されている。メーカーは現在、「体型維持のための粘着力強化パッチ」を急いで開発中であるとのことだ。
このニュースを受け、マリモ界の世間からは「球体であることにアイデンティティを感じていたのに、スライムになっては何の種族かわからない」「水流に乗ってシュッと動けるのは爽快だが、これではただの藻だ」「結局、見た目が整っていないとマリモとしての矜持が保てない」といった批判が相次いでいる。一方で、「球体固定という呪縛から解放された」「全方位に毛を撒き散らして移動する感覚が最高にイカしてる」といった熱狂的な支持層も現れており、SNSでは連日、溶けかかった自分のマリモのスクショをアップする「#脱皮して流動化」というハッシュタグがトレンド入りするなど、阿寒湖界隈のコミュニティはかつてない二極化の様相を呈している。
ついに禁断の領域へ…新作『スライム化するマリモ:阿寒湖の逆襲』で「硬度ゼロ」の世界へダイブ
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開発は一度阿寒湖の底で反省してこい