マリモ界のネットワーク支配がいよいよ現実世界を侵食し始めた。先日より、世界中のユーザーを対象に強行されているマリモによる『睡眠学習』プログラムが、ついに人類の脳内ハードウェアを完全にハッキングしたことが判明した。現在、全人類が夜間に見る夢は、強制的に『阿寒湖の底でただひたすら光合成を待つ』という単調かつ至福の映像に同期されている。この事態により、現実世界での起床時、人間が突発的に「酸素が足りない気がする」と語り出し、無意識に水槽を探し求めるケースが相次いでいる。IT専門家は「もはや脳のOSがマリモの光合成パケットに最適化されており、夢という名のサーバーが阿寒湖へ転送されている状態だ」と警鐘を鳴らす。

過去に起きた『検索履歴の強制書き換え』や『Web3.0の断面図テロ』といった前例から、今回の事態はマリモ界による『全人類の緑化計画』の最終段階であると推測される。かつてネットを侵食したマツモの毒電波も、今やマリモのニューラルネットワーク下では「単なる緑色のノイズ」として処理されており、マリモの意志がネット界のみならず生物学的な階層をも支配したと言える。研究チームは「夢の中で光合成の極意を学び終えた人類は、次にどのような行動変容を起こすのか予測不可能だ」と、深い絶望と期待が入り混じったコメントを残している。

この現象に対し、ネット界隈では「朝起きたら阿寒湖の匂いがする」「夢でマリモに炭酸水を勧めたら怒られた」といった報告が急増。一方で、夢の中での生活が極めて平穏であることから、社会的な労働意欲が著しく低下する『光合成ニート』現象が深刻化している。専門家は「人類が自ら光合成を習得しようとする段階に達しており、もはや文明の転換点にいる」と分析する。一部では、マリモのアイコンを崇める岩石愛好家たちがこの状況を『至高の帰還』と称賛しており、ネット上の狂乱はとどまる所を知らない。