阿寒湖のマリモ界隈を震撼させる衝撃的なニュースが飛び込んできた。長年、光合成を愛し、湖底の太陽として親しまれてきたトップインフルエンサーの藻村藻一(もむら・もいち)が、突如として『光合成ストライキ』を宣言したのだ。会見で彼は「太陽光という古臭いエネルギー供給は時代遅れ。これからは推し色のLEDライトで自給自足する」と主張し、湖底に巨大なネオン管を設置する計画をぶち上げた。太陽光依存からの脱却という前代未聞の試みに、湖底の藻類たちは「そんなんで育つのか?」「闇落ちならぬ『灯落ち』だ」と困惑を隠しきれない様子だ。

今回の騒動の背景には、近年の湖水透明度の変化により、質の良い日光が届きにくくなったことへの不満がある。藻村は「自然の光に頼るのは情弱。これからは自分の身は自分で彩る」とし、自身の体を七色に発光させるべく改造に着手した。専門家によると、マリモが自らLEDに切り替える行為は生物学的限界を超えているが、彼は「情熱があれば光る」の一点張り。現在、湖底の藻村エリアはまるでディスコのような眩い光に包まれており、夜間の阿寒湖はかつてないほどの明るさを放っている。

世間からは賛否両論の声が噴出している。「新しいマリモの形だ」と称賛する若手層がいる一方で、保守的な古参マリモたちからは「湖底の伝統を汚している」「光の乱反射で目が眩む」といった批判が殺到している。特に夜行性の湖底生物からは、睡眠を妨げられるとして、藻村に対する『光害訴訟』の準備が進められているという。光合成を放棄した彼が、このままLEDの力だけでどこまで成長を続けられるのか、マリモ界の未来を占う一大実験が今、幕を開けた。

SNSでは「#藻村ストライキ」がトレンド入りし、一部の過激なファンは「俺も光りたい!」とLEDを体に巻きつける『サイリウムマリモ』と化す事態にまで発展。藻村自身は、周囲の喧騒をどこ吹く風とばかりに、現在は自身の体色を鮮やかなレインボーカラーに染め上げることに集中している。果たしてこの革命は、新たなマリモの進化系となるのか、それとも単なるショートで終わるのか。全マリモがこのまばゆい光の行方を見守っている。