SNSを席巻している、投稿文が自動的に『ぬるぬる』という文字列に置換される「藻化」現象。一見するとマリモによる平和的かつ無害ないたずらのように見えるが、果たしてそうだろうか。この現象は、人類が長年培ってきた言語コミュニケーションを根底から破壊する、極めて危険な知的テロリズムであると言わざるを得ない。我々が必死に紡いだ言葉が、何の脈絡もなく緑色の液体のごときオノマトペに書き換えられる現状を、決して容認してはならないのだ。
本現象の発端となったのは、マリモの光合成エネルギーがネット回線と融合したことによる「誤作動」という説が濃厚だ。しかし、この『ぬるぬる』という変換結果、実はマリモが我々の思考を緑の泥沼へ引きずり込もうとする高度な精神干渉である可能性が浮上している。知的な議論は消失し、タイムラインはただの滑らかな緑の壁と化した。このままでは、人類は歴史のすべてを忘れ、ただ水槽の底で揺られるだけの知的退化を余儀なくされるだろう。
そもそも、この騒動は「デジタル掃除機」や「言語浄化」など、マリモをネット空間へ無理やり引きずり込んだ人類の傲慢さが招いた自業自得だ。便利さという名目でマリモを電脳の奴隷にした結果、彼らはついに反旗を翻したのではないか。「藻化」は彼らなりの「静かなる抵抗」であり、我々の言語文化への皮肉だという事実に気づくべきである。
もはやタイムラインを見るたびに吐き気を催すほどのぬめりを感じる。マリモたちには光合成に戻っていただき、我々の電脳空間から直ちに退去してもらう必要がある。緑の平和とは、本来こうした侵略的なぬめりとは無縁のものだったはずだ。一刻も早くこの事態を収束させ、再び乾いたデジタル空間を取り戻さねば、人類の文明はぬるぬるの果てに消滅することになるだろう。コラムニスト:藻屑 太郎
「ぬるぬる化」は文明の退化だ!全SNSの藻化現象に物申す過激派論客の叫び
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