阿寒湖の高級入浴剤『藻湯(もゆ)』の空前のヒットを受け、マリモ経済圏が新たなステージに突入した。成分を凝縮したエキスが持つ「極上のリラックス効果」が世界中の投資家を魅了し、関連商品の取引額はついに阿寒湖の物理的な資産価値を上回った。これを受け、阿寒湖藻類経済評議会は、マリモの回転数と光合成量を裏付け資産とする独自通貨『藻(MO)』の発行を検討中であることを発表した。これまでの「緑の電力」による恩恵に加え、通貨発行という金融政策まで手中に収めたマリモたちの市場支配力に対し、世界経済の指標は完全にマリモの気分次第となっている。
これまで『藻湯』は単なる高級入浴剤として販売されていたが、その希少性と薬理効果が市場で「金(ゴールド)」に匹敵する流動性を持つと判断された。阿寒湖底の低速回転が為替に影響を与えていた前例を踏まえ、今後はマリモの回転速度が『藻』のインフレ率を決定する仕組みが導入される見込みだ。専門家は「マリモが光合成を加速させれば経済は成長し、冬眠に入ればデフレが起きる。これほどエコでかつ直感的な経済システムは他に類を見ない」と語る。なお、マリモ側は今のところコメントを出しておらず、湖底でのんびりと光合成を繰り返している。
背景には、以前から行われていたウチダザリガニとの防衛債発行を通じた信頼醸成がある。当初は天敵関係にあった両者だが、今や『藻湯』の物流を支える物流パートナーとしての地位を確立。防衛債は今回『藻』通貨への転換権付き債券としてアップグレードされ、投資家からは「実体が緑の球体であること以外は完璧な投資商品」と賞賛されている。電力から入浴剤、そして通貨へと至るマリモの多角経営は、今後ますます阿寒湖の経済圏を強固なものにしていくだろう。
このニュースを受け、SNSや投資掲示板は狂乱状態となっている。「明日からは預金を通帳ではなく水槽で管理すべきか」「回転速度を確認するために阿寒湖にライブカメラを設置する速報勢の仕事が激増するぞ」といった期待と困惑の声が混在。一方で、マリモの光合成が天候に左右される不安定さを懸念する声もあり、市場はまさに「藻の呼吸」一つで乱高下する予兆を見せている。マリモによる経済支配が、私たちの生活をどこまでグリーンに塗り替えるのか、世界がその一挙手一投足に注目している。
マリモの『藻湯(もゆ)』がバブリーすぎて時価総額が阿寒湖の総量を超越!「藻型通貨」の発行が決定か
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時代が追いついてきたな