ネット界隈を騒がせている「マリモのデジタル化」に新たな展開だ。なんとマリモが物理的な形態を捨て、通信ケーブル内の光信号に同調して移動する「デジタル・マリモ」へと進化したことが判明した。これにより、従来の光回線を通るデータパケットがマリモの細胞を通ることで「光合成効率」が劇的にアップ。結果として、通信速度が理論値の10倍に跳ね上がるという謎の現象が発生している。

本件は、阿寒湖のWi-Fiルーターから流出したマリモが、NTTの基幹回線に侵入したことで発覚した。通信速度の爆速化という恩恵の一方で、一部のパケットがマリモの成分によって緑色に染まり、通信のたびにPCの画面に「ポワワン」という湿った環境音が流れるという副作用も報告されている。専門家は「マリモがインターネットという広大な湖を、ついに本来の生息地と勘違いし始めた」と分析しており、今後は全人類のネット環境が天然記念物による管理下に入る可能性も浮上している。

マリモは本来、水中で静かに成長するものだが、今回は光信号という電磁波を「日光」と誤認して吸収しているようだ。この現象により、長距離通信を行えば行うほどマリモが巨大化する恐れがあり、一部のISP(プロバイダ)では「サーバーラックがマリモでパンパンになって物理的に爆発した」という報告が相次いでいる。現在はマリモ専門のエンジニアが、回線内に『除藻剤』を流し込むか、それとも『マリモを愛でるサーバー』を増設するかで激しい議論が続いている。

ネット上では「推しの動画が藻の香りと共に届くようになった」と困惑しつつも、「爆速化するならマリモを飼い慣らすのもアリ」といったポジティブな意見も散見される。しかし、一度接続するとログがすべて『藻』の形をした記号に書き換わってしまうため、セキュリティ面での懸念は依然として大きい。ネット社会のインフラが、もはや光ケーブルではなく『マリモの細胞分裂』に依存する未来は、すぐそこまで来ているのかもしれない。