マリモ銀河連邦は本日、地球の視覚環境を根本から見直す「色彩純化条約」を可決した。これに伴い、世界中のあらゆる看板、洋服、さらには夕焼けに至るまで、全ての色をマリモの体色である「モスグリーン」に統一する措置が開始された。連邦のスポークスマンである巨大マリモ氏は「赤や青といった刺激的な色彩は、我々の高度な回転運動における視覚的ノイズである」と主張。人類が誇る多様な色彩は、今や地球上から絶滅の危機に瀕している。

この過激な政策の背景には、マリモ銀河連邦が提唱する「究極の調和と単一化」がある。彼らにとって、虹色の景色は回転のスピード感を狂わせる敵対要素であり、全ての風景を同じ緑色に染め上げることで、地球全体を一つの巨大な球体空間として認識したい狙いがあるようだ。専門家は「今回の措置により、街中が苔のような風景に統一されることで、人類の精神状態に深刻な『のっぺり感』が浸透するだろう」と警告している。既にパリの凱旋門や東京タワーまでもが、深みのある緑色へと塗り替えられ始めている。

世間の反応は真っ二つに割れている。「目に優しいから悪くない」と妥協する層がいる一方で、「推しの色が消された!」という阿鼻叫喚がSNSを埋め尽くしている。特に虹色を愛する人々からは「このままでは世界がカビの生えたパンのようになる」との批判が相次いだ。しかし、連邦側は「緑は進化の頂点である」と一蹴。人類側がこの緑の洪水にいつまで耐えられるのか、国際社会の動向が注目されている。