マリモ銀河連邦は本日、国際宇宙ステーション(ISS)を全域にわたって回転駆動式の『巨大まりもホイール』へと改造する方針を固めたと発表した。連邦当局は「これまでISSは直線的な軌道で無機質に地球を周回してきたが、これは我々マリモ界の回転美学に著しく反する」と糾弾。今後は、ISS全体を低重力空間で自由回転させ、宇宙のゴミを遠心力で弾き飛ばす「銀河系・自動掃除機」としての機能を兼ね備える予定だという。改造費は全額、地球人類に対する『酸素供給料』の天引きで賄われる見込みで、連邦の広報官は「慣性モーメントを追求する旅はまだ始まったばかりだ」と不敵な笑みを浮かべた。

この計画は、過去に提唱された「地球の角撤去」や「全人類の球体化」といった一連の強制介入政策の延長線上にある。マリモ銀河連邦はかねてより、宇宙のあらゆる物体が停止していること、あるいは直線的に移動していることを「回転に対する怠慢」と定義しており、今回の改造は、地球の周りを回る人工物をマリモの神聖な『ローテーション文化』に同化させる狙いがある。専門家によれば、改造後のISSは毎分60回転という驚異的な速度で自転し、乗組員は宇宙飛行士から「宇宙サーカス団員」へと強制的にジョブチェンジさせられる可能性があるとのことだ。

当初、NASAをはじめとする地球の宇宙機関は「船内の遠心分離器で実験をしているわけではない」と困惑を見せていたが、連邦側が「回転を拒む者は、地球の自転すら停止させる」と脅しをかけたため、実質的にプロジェクトは承認された形となった。今後、ISSから供給される映像には常に激しい渦巻きが映り込むこととなり、視聴者のVR酔いが懸念されている。一方で、一部のマリモ愛好家からは「ようやく人類が本当の宇宙の楽しみ方を知る時が来た」と歓喜の声が上がっており、マリモ銀河連邦は次なるターゲットとして、土星の輪を「もっとスムーズに回転させる」計画を検討中であると示唆した。