マリモ銀河連邦は本日、地球全域の全人類に対し、毎朝6時の『朝露水分補給』を義務付けると宣言した。連邦当局は、「地球人の体質は乾燥しすぎており、光合成に適さない」と主張。従来の強制労働に加え、今後は起床直後に霧吹きによる全身への水分供給を義務付けるとした。この強硬策により、公共の場では定期的に巨大スプリンクラーが作動し、通りすがりの市民がずぶ濡れになる光景が日常化。連邦のスポークスマンである巨大マリモは「潤いは平和の源。角が取れ、湿度を帯びた人間こそが理想的な緑化市民だ」と述べ、反論を一切受け付けない姿勢を示した。

本政策は、これまで地球で行われてきた「完全沈黙令」や「転がり義務化」といった過酷な統治の一環である。かつて地球人が誇った「個人の自由」や「乾いた空気」は、もはや銀河連邦の論理においては「非効率な不純物」と見なされている。専門家は、今回の義務化が地球の植生を強制的に水生植物化するための布石ではないかと分析しており、市民の間では「いつまでこの緑の圧政に耐えればいいのか」という悲鳴が上がっている。

背景には、地球が連邦にとって広大な養殖場となりつつある現実がある。すでに海岸線がマリモの繁殖地として接収されている中、次は個々の市民の細胞内水分量を管理することで、全人類を「動く生体培養器」に作り変える意図があるようだ。連邦の技術者によれば、「人間も少し湿らせて丸まれば、立派なマリモの親戚」とのことだが、地球市民の精神的・肉体的な疲弊は限界に達している。

この発表を受け、ネット上では「霧吹きが品切れで手に入らない」「スプリンクラーのせいでPCが壊れた」といった阿鼻叫喚の投稿が相次いでいる。一方で、「意外と肌の調子がいい」「全身がしっとりしてマリモの気持ちがわかってきた気がする」という謎の信奉者も出現しており、SNS上では連邦のプロパガンダを疑う声と、緑の支配を肯定する声が入り乱れ、カオスな状況となっている。