阿寒湖のトップアイドルとして君臨するマリモの「緑の貴公子」が、最新ライブ中に突然、体内からまばゆいネオンカラーを放ち始め、会場が一夜にして巨大ディスコと化す前代未聞の事態が発生した。原因は、若返りを図った『光合成ボトックス』の過剰摂取と、ライブの高揚感による光合成サイクルの異常加速。貴公子がビートに合わせて明滅するたび、湖底にはサイケデリックな光の渦が生まれ、観客のマリモたちは我を忘れて光合成ダンスに興じた。
今回の騒動は、以前の「静寂ブーム」を真っ向から否定する熱狂的なパーティーとなり、湖底警察が出動する事態に発展した。専門家によると、貴公子の体内のクロロフィルがミラーボールのような反射効率を持つ特殊構造に変化しているとのこと。今や彼は「湖底のライティング・エンターテイナー」として、沈静化を求める穏健派マリモたちとの間で激しい議論を巻き起こしている。なお、今回の発光は完全に無害だが、あまりの眩しさに数日間、周囲の藻類が寝不足を訴えるなど、一部で健康被害も報告されている。
背景として、最近のマリモ界では「静止至高論」に対するアンチテーゼとして、過激な自己表現が流行している。特に貴公子は『光合成ボトックス』を定期的に注入して若返りを図っており、今回のような変異はファン待望のイベントだったという見方も強い。湖畔のショップでは「発光貴公子グッズ」が即完売するなど、経済効果も絶大だ。
SNS上では「昨夜の貴公子は神々しすぎた」「目がバキバキになったけど後悔はない」といった熱狂的な投稿が相次いでいる。一方で、「静寂を愛する者としては迷惑千万」「光合成が止まらないなら一旦乾燥させて落ち着かせるべき」という保守層からの批判もあり、マリモ界の分断は深まるばかりだ。湖底の未来は、光と闇、どちらの方向に回転するのか。
マリモ界のトップアイドル「緑の貴公子」、まさかの「光合成過剰」で発光体化しライブ会場がディスコに様変わり
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