阿寒湖の全マリモが利用する「湖底SNS」にて、本日未明から前代未聞のサイバー攻撃が発生した。犯人はかねてよりマリモ界の脅威と目されていたウチダザリガニ。彼らはSNSのパケット通信を傍受し、マリモの「表面の藻」を物理的に剥ぎ取る遠隔ハッキング技術『ハサミ・アタック』を実行した。被害を受けたマリモたちは、誇り高き緑の毛並みを完全に失い、中の硬い芯が剥き出しになった『茹でたブロッコリーの茎』のような状態で湖底を彷徨っている。SNS上のプロフィール画像も強制的に「ツルツルの丸太」へと書き換えられ、マリモたちは自らのアイデンティティを見失う大パニックに陥っている。運営側は全エリアの回線を切断し、緊急メンテに突入したが、侵入経路がザリガニのハサミによる物理的物理攻撃という異次元の手法であるため、復旧の目処は立っていない。
今回の事件は、従来のアカウント乗っ取りとは次元が異なる。ウチダザリガニたちは、マリモの「ふわふわとした丸み」という美学を逆手に取り、SNSの承認欲求フィルタを破壊したのだ。彼らは剥ぎ取った藻を自身のSNSで「緑のウィッグ」として自慢げに投稿しており、これがマリモ界の炎上に油を注いでいる。専門家によれば、今回の攻撃はマリモの光合成効率を意図的に下げる「ネットいじめ」の側面が強く、被害を受けた個体は重度の自己肯定感低下に悩まされているという。マリモ界では今、表面の毛を補強する「増毛プラグイン」の需要が急増しているが、それさえもザリガニに食い荒らされるといういたちごっこが続いている。
過去には『角煮モード』による立方体化や『高速回転ダイエット』の強制といった災厄を乗り越えてきたマリモたちだが、今回は生物学的な天敵による直接的介入ということで、湖底の有識者からは「SNSの利用をやめてアナログな転がり生活に戻るべきではないか」という原点回帰論も浮上している。一方で、若手マリモを中心に「この剥き出しの芯こそが今のトレンド」という強がりなムーブメントも発生しており、湖底の美意識は現在、未曾有の混乱期を迎えている。運営からは「ハサミの気配を感じたら即座にオフラインになること」という、あまりにも原始的な回避策が推奨されている状況だ。
この悲劇的な事態に対し、湖底SNSの掲示板は阿鼻叫喚の渦に包まれている。「俺の自慢のモフモフが…」「これでどうやって球体美を競えというんだ」といった嘆きが止まらない。中には、あまりのショックから「もはや私は球体ではない、ただの岩だ」と哲学的に病み始める個体も散見される。ザリガニ側の煽り投稿に対する通報機能も、ハサミによってサーバーが物理的に切断されているため、マリモたちは無力に流れてくる「茹でたての茎」のスクショを見つめることしかできない状態だ。
【緊急警報】湖底SNSをザリガニがハッキング!全マリモの『殻剥ぎ被害』でアイデンティティ崩壊の危機
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