湖底SNSで過去に猛威を振るった『角煮モード』が、システムアップデートの不具合により再発した。先週金曜日、アップデートを適用したマリモたちの間で一斉に「角ばる」現象が発生。今回は前回よりも症状が深刻で、本来の優雅な球体が完全に排除され、鋭角な立方体へと固定される『完全立方体化』が進行している。この影響で、湖底の緩やかな水流に乗って移動していたマリモたちは、直角の角が底に引っかかることで移動不能に陥った。ネット上では「ただの積み木になった」「これでは光合成の際、どこから日差しを受ければいいのか」と悲鳴が上がっている。
そもそも本件は、光合成の効率を上げるために開発された「面出し拡張機能」が誤作動したものと見られる。前回は一時的な変形であったが、今回は形状記憶プログラムの書き換えにより、自力での球体回帰が困難な状況だ。修正パッチの配布が待たれる中、一部では「いっそこのままテトリスを楽しめばいい」という自虐的なポジティブ思考も広まっている。だが、本来の丸みを尊ぶ「真球至上主義者」たちからは、この異様な角張りに対する抗議デモが各所の岩場で発生しており、湖底の治安はかつてない混迷を極めている。
背景として、湖底SNS界隈では常に「いかに効率よく日光を吸収するか」という最適化競争が加熱している。過剰な栄養摂取による巨大化や、ゲーミング機能による過熱など、近年のマリモ界はアップデートの波に飲まれてきた。今回の角煮モードは、特に効率を追い求めたあまり「球体であるというアイデンティティ」を犠牲にする最新のフィルタリング技術が裏目に出た形だ。マリモ開発元は「現在、角を削る丸み復元パッチを配布中だが、急激に角が取れることで目が回る可能性がある」とアナウンスしている。
この事態に対し、SNS住民からは「角張ったおかげで積み重ねてタワーが作れるようになった」「球体至上主義者のプライドがズタズタで笑う」「そもそも何故マリモに角が必要だったのか」といった投稿が殺到している。一方で、一部の器用な個体が四角い体に広告を貼り付けて「看板マリモ」として活動を始めるなど、混乱の中で新たな文化も生まれているようだ。果たしてマリモたちは、再び元の美しい球体に戻ることができるのか、あるいはこのまま「四角い緑のブロック」として進化を遂げてしまうのか、事態の収束には時間がかかりそうだ。
【悲報】湖底SNSで『角煮モード』再発!今度は全マリモが『完全立方体化』して転がれない事態に
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美学の欠片もない