マリモ連邦政府は15日、国家の根幹である「球体維持原則」を撤廃し、全領土を「正立方体」へ再構築する『箱庭的進化計画』を正式に発表した。連邦議会が過去に引き起こした『光速回転』や『時空の特異点』の発生を経て、現地のマリモたちは「円形である必要性」に疑問を抱き始めたという。政府代表の長老マリモ氏は「丸いだけでは収まりきれないポテンシャルを感じた。四角くなることで、光合成効率の最大化と領土のスタッキング(積み重ね)が可能になる」と語り、会見中に自身の表面を角ばらせるデモンストレーションを披露した。この変異により、連邦内の水域では、かつての緩やかな揺らぎは消え失せ、幾何学的な整列が新たな標準となった。
今回の背景には、過去に締結された『光合成・権利共有協定』による水草界との摩擦がある。以前、重鎮マツモとの絡まり問題が浮上した際、球体同士では接地面が少なく、光合成を効率的に分配できなかったことが大きな障壁となっていた。そこで連邦科学アカデミーは、物理法則を一時停止させるほどの密着技術を応用し、細胞レベルでの「角化」を強行。正立方体に進化することで、隣接する領土との完全な密着が可能となり、エネルギーのワイヤレス送電ならぬ「光合成ワイヤレス共有」を実現するに至った。今や北極圏の湖底は、まるで未来都市のような立方体のモザイク画と化している。
この驚天動地のニュースに対し、市民の間では困惑と興奮が入り混じっている。SNS上では「丸くないマリモなんてマリモじゃない」「いや、角がある方が防御力が高そう」「これぞ究極の省スペース化」といった議論が白熱。一方で、伝統を重んじる保守派マリモ団体は「転がれなくなることはアイデンティティの喪失だ」と強く反発しており、法廷闘争の様相を呈している。また、隣国のウチダザリガニ軍からは「これまでのハサミが全く刺さらない、ただの硬いブロックになった」との嘆きも聞かれ、国際的な防衛戦略にも多大な影響を与えているようだ。
マリモ連邦、全領土の『球体強制解除』を断行!ついに「立方体」への形態変化が物理法則を凌駕
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あんなに綺麗な曲線美が失われるなんて