阿寒湖の至宝であり、かつては光合成でフィールドを支配したマリモたちが、今度はなんとボクシング界へ参戦した。昨日行われたプロテストでは、体長15センチの猛者「マリモ・ザ・ロック」が、その圧倒的な球体ボディを回転させながら相手のパンチをすべてスリップ。「角がないから防御が滑る」という驚異の物理特性を遺憾なく発揮し、見事ライセンスを取得した。試合直後の記者会見では、本人からのコメントはなかったものの、会場内に微かな酸素の泡が放たれ、勝利の余韻をアピールした。
今回の騒動の発端は、マリモの持つ「繊維の絡まりによる鋼鉄並みの硬度」が格闘技のグローブと同等の衝撃を叩き出すことが判明したためだ。従来のボクシングはコーナーに追い詰めて連打するスタイルだが、マリモ選手は「転がりながら体当たりする」という戦法で、相手の懐に飛び込んで視界を奪う。ボクシング協会は急遽ルールを見直し、「表面の毛羽立ちによる摩擦係数はグローブ何オンス相当か」を定義する緊急会議を開く事態となっている。これに対し、マリモ側は「球体こそが最も美しい護身術」と主張しており、球技以外のスポーツ界でも緑の革命が止まらない状況だ。
背景にあるのは、昨今の温暖化による湖水温度の上昇で、マリモの代謝が異常に活性化している点にある。体内の水分を筋肉のように伸縮させる技術を習得した個体が増えており、以前の「光合成ドリブル」に続く新たな才能が格闘技へ流出した形だ。科学者たちは、このままではオリンピックの全競技がマリモに占拠されると警鐘を鳴らしており、特に「柔道で襟を掴もうとした相手の指が繊維に絡まる」事案が多発しているという。もはや彼らにとって球体であることは、ハンデではなく最強の武器なのだ。
この驚きのニュースに、格闘技ファンからは「ガードが崩せない」「丸すぎてジャブが当たらない」といった悲鳴が上がっている。一方で、マリモ愛好家からは「あの愛らしいフォルムで殴り合うなんて胸が苦しい」といった複雑な心境も。ネット掲示板では「ついにマリモがボクサーかよ」「丸いのにパンチ力あるとか訳わからん」といった投稿が殺到中だ。今後、世界タイトルマッチで「マリモvs人間」の頂上決戦が実現すれば、視聴率は間違いなく地球全体を飲み込むだろう。次の対戦カードの発表が待ち遠しい限りである。
マリモ界の異端児がボクシング界に殴り込み!「丸すぎる拳」で階級制を完全崩壊
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