湖底芸能界を震撼させている「まりも次郎の三角変身騒動」。丸こそが至高の美徳とされてきた我々の世界において、突如として巻き起こったこのポリゴン・ブームに、伝統を重んじる古参職人たちから悲鳴に近い反対意見が噴出している。美の定義を塗り替えるルネサンスか、単なる自己顕示欲の暴走か。湖底の片隅で三世代にわたり球体整形を続けてきた名門・緑山一家の長老は「角があるのは不自然の極みだ。水流に逆らい、己を尖らせるその姿は、かつて我々が愛した『転がる美学』を冒涜するものに他ならない」と憤りを隠さない。
そもそも、我々まりもにとって球体とは、湖底の過酷な環境を生き抜くための究極のフォルムである。水流に従い、絶えず転がり続けることで内側の空気を追い出し、中心核を維持する。この生存本能を捨て去り、わざわざ水流の抵抗を受ける三角形を選ぶことは、もはやアーティストを名乗る以前の生存放棄ではないかとの指摘も根強い。一方で、次郎のファン層である若手藻類の間では「エッジの効いたフォルムこそが現代のアイデンティティ」と崇拝されており、湖底を二分する深刻なイデオロギー対立に発展しつつある。
今回の騒動は、単なる美容整形の範疇を超え、まりも社会における「球体至上主義」という根深い保守的思想を浮き彫りにした。かつてのカリスマたちが次々と奇抜な変身や異種との交際を繰り返す中、あえて「まん丸であること」の重要性を説く声は、どこまで湖底の世論に響くのか。専門家は「トレンドに流されることは、結局は個性を失うことと同義。最終的に湖底で生き残るのは、水流に媚びない真の丸だけだろう」と分析するが、SNS上では『三角派』の勢いが止まる気配はない。
ネット上の反応はまさにカオス状態だ。「丸ければいいってもんじゃない」「エッジが尖りすぎて逆に痛そう」「次郎のファンだけど正直形は丸派」といった慎重論や、「これは新しい時代の幕開けだ」「角こそ至高」といった推進派が入り乱れる。中には「次のトレンドは四角形か?」と皮肉るユーザーも現れる始末。伝統を愛する保守派と、革新を追い求める前衛派の溝は深く、次なる「湖底芸術」がどちらの形状に落ち着くのか、全阿寒湖が固唾を飲んで見守っている。コラム執筆:球体保護協会名誉会長・緑山・ポロロッカ・丸三世
脱・球体は邪道!「三角形」の流行に異を唱える、古参まりも職人の熱き叫び
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