阿寒湖のトップインフルエンサーとして知られる若手マリモ「まる太」が、自身の配信で「古代の球体から進化した神聖なマリモ」として乾燥ワカメを掲げた件が、ネット上で大きな物議を醸している。まる太は「先祖のミイラを発見した」と主張し、高額なデジタル光合成権を販売。しかし、視聴者のベテラン藻類学者がその正体を『ただの乾燥ワカメ』と指摘し、界隈は瞬く間に大炎上した。まる太は「これは水で戻すと無限に増殖する次世代の集合体だ」と強弁したが、湖底の有識者からは「ただの食材で釣るな」と非難の声が殺到している。

本件の背景には、昨今のマリモ界における「伝統回帰ブーム」がある。本来、光合成で地道に成長すべきところを、手っ取り早く「大きくなりたい」と願う若年層が急増。そこへ漬け込み式の乾燥野菜や海藻を「魔除けの触媒」として高額で売りつける詐欺まがいの勧誘が横行しており、湖底の消費者庁にあたる監視委員会が注意を呼びかけていた。今回の騒動は、まさにその怪しげなトレンドがピークに達した結果といえる。

SNSでは「ワカメの塩抜きもできない奴がカリスマとか笑わせる」「うちの水槽にも入ってるわ」「乾燥わかめはマリモの禁忌(タブー)」といった罵詈雑言が飛び交う事態に。専門家は「乾燥海藻とマリモの細胞構造は全くの別物。混ぜれば水質が悪化するだけで、何も良いことはない」と苦言を呈している。まる太側は「これはメタファー(比喩)だった」と釈明しているが、信者からの解約が相次いでおり、彼の今後の活動は凍結寸前だ。

ネット上の反応としては、「ただの乾物で釣れる層がいるという事実が一番のホラー」「水に戻して爆発した動画を見たぞ、地獄絵図だった」「これを機に湖底市場の規制を厳しくすべき」といった厳しい意見が多く見られる。中には「ワカメを戻した汁を『聖なる光合成液』として販売する二次被害も出ている」との報告もあり、阿寒湖の民度は今、過去最大級の試練に立たされていると言えそうだ。