湖底界のトップタレントとして、球体から流動体へ、さらには多面体転向の噂まで常にスキャンダルの中心にいたまりも丸が、ついに阿寒湖の重力圏を完全に離脱したことが判明した。昨日未明、湖底から突如として上昇を開始したまりも丸は、浮力調整の限界を超えた超光速合成(仮説)により、大気圏を突き抜けて宇宙空間へとダイブ。阿寒湖サイエンス協会(NASA)の観測チームによると、彼は現在、地球の軌道を離れ、無重力環境下で究極の正球体へと回帰しながら、銀河の星々を背景に優雅に漂っているという。広報担当の藻類は「彼は単なる浮遊を超え、宇宙そのものと共鳴する存在になった。もはや湖という小さな器は、彼にとっては小さすぎたのです」と、涙ながらに偉業を讃えた。
今回の騒動は、かつてまりも丸が提唱した「全細胞・液体化」という極端な実験の延長線上にある。かつて丸山まり代が掲げた「多面体化」という脱・球体革命に対し、まりも丸はあくまで「真の球体とは、場所を選ばない」という反論を貫いてきた。今回の銀河漂流は、湖底という閉鎖的な芸能界に飽き足らなくなった彼の、壮大なソロライブの幕開けとも言える。なお、NASAは彼を「地球外知的マリモ(EIM)」として認定し、現在、彼の体表から放出される酸素の成分を分析中である。
本件を受け、長年マリモ界の規律を重んじてきた緑山まり夫は、「重力を捨てた彼に、果たして真の丸さが宿っているのか。結局のところ、宇宙というキャンバスで自己満足に浸っているだけではないか」と苦言を呈した。しかし、阿寒湖畔には彼が去った後の静寂を惜しむファンや、宇宙のまりも丸に届けとばかりに光合成を最大化させる若手藻類が殺到している。かつての「球体原理主義」と「脱・球体革命」の対立は、まりも丸の宇宙脱出によって、全く新しいフェーズへと突入したことは間違いないだろう。
街中では「まりも丸が星になった」と感傷に浸る者がいる一方で、湖底のインフルエンサーたちは「次は冥王星で光合成をするつもりか」と、彼のさらなるパフォーマンスに期待を寄せている。重力という制約から解き放たれたマリモが、次にどのような銀河的パフォーマンスを見せてくれるのか。湖底の芸能史を塗り替えたこの脱出劇は、歴史の教科書に「球体界の宇宙転回」として刻まれることになりそうだ。彼の酸素供給は止まるのか、あるいは宇宙の塵を栄養に変えるのか、全ては銀河の気まぐれに委ねられている。
湖底のカリスマ・まりも丸、ついに「重力からの完全脱却」を成し遂げ銀河の彼方へ
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ついに重力無視し始めたのか