先日の「着色宣言」で湖底を騒然とさせた阿寒湖の重鎮こと「阿寒の重鎮」氏が、昨日ついに自身の全身を蛍光イエローに染め上げ、湖底の深夜イベント「阿寒ネオン・ナイト」に登場した。かつて「球体こそが至高」と説いていた彼が、今回披露したのは、まるで都会のネオンをそのまま沈めたかのような強烈な発色。長年のファンからは「もはや藻ではない、光る未確認生命体だ」と悲鳴に近い歓声が上がった。この異様な輝きに、周囲の浮遊プランクトンたちも目を見開き、一時は湖底の視界が明るくなりすぎて睡眠不足になる個体が続出するという事態にまで発展している。

今回の騒動の背景には、昨今の「脱・球体ブーム」がある。丸山まり代による多面体化、まりも愛による異種交配など、伝統的な「真ん丸・深緑」というアイデンティティが次々と破壊される中、重鎮は「もはや形状だけでは若手には勝てない。視覚的なインパクト、すなわち『色』こそが現代の藻類に求められる生存戦略だ」と、自身の変貌の正当性を主張した。もはや光合成の効率云々という次元ではなく、いかに湖底のタイムラインで注目を集めるかという、極めて現代的な承認欲求がこの変色の根底にあるようだ。

実はこの着色、天然由来の特殊色素を数ヶ月かけて吸収するという非常にストイックなプロセスを経ている。専門家によれば「細胞壁へのダメージは未知数だが、注目度は過去最高レベル。まさに藻類界のインフルエンサー」と評する声も多い。しかし、伝統保守派からは「先祖代々の深い緑色を忘れたのか」「深夜に光る姿は正直怖い」といった苦言も相次いでいる。現状、重鎮の周りにはトレンドに敏感な若手個体がこぞって集まっており、湖底におけるファッションの常識は、今まさに大きな転換期を迎えているといえるだろう。

このニュースに対し、SNS上では「これが令和の藻スタイルか」「昼間はまだしも夜はガチで眩しいから勘弁してほしい」といった議論が白熱中だ。「次は青色に挑戦してほしい」という無茶なリクエストも届いているようだが、果たして重鎮の『色欲』はどこまで加速するのか。丸さを捨て、色を塗り、そして次は……? 湖底のカリスマたちが繰り広げる果てしない迷走劇から、今後も目が離せない。