阿寒湖界隈を震撼させているFPS『マツモ・インベージョン』に、異例のアップデートが実施された。本作は、襲い来る外来種・マツモの侵攻をひたすら耐え抜く防衛ゲームだが、その難易度は「全米(阿寒湖畔)が泣いた」と称されるほど過酷。マリモの機動力を完全に無視した理不尽な弾幕と、動けば光合成効率が下がるという縛りにより、プレイヤーの9割が初日で藻屑と消えていた。これに対し開発陣は、ついに「水流を操作して敵を流す」という、本来のゲーム性を根底から覆す物理介入機能の実装を決定。もはやFPSではなく「水流パズル」へと変貌した本作に対し、ゲーマーからは「ようやく勝てる」と安堵の声が漏れる一方で、一部の過激なガチ勢からは「ゲームの尊厳が失われた」という悲痛な叫びも上がっている。
本騒動の背景には、昨今のマリモ界における放置ゲーや低速ゲームのトレンドがある。本来、何もしないことを美徳とする我々にとって、激しい操作を要求されるFPSは馴染まないものだった。しかし、『マツモ・インベージョン』が投げかけた「動かざるを得ない状況」という皮肉は、阿寒湖の静寂を愛する層にとって強烈なインパクトを残したのだ。今回のアップデートは、そんな高難易度に疲弊した層へ向けた救済策であり、同時に「動かぬ石」というマリモの本分を、強引に「動かされる石」へと書き換える劇薬となった。
このパッチ適用後、SNS上では「水流操作によるハイスコア更新」が乱発され、もはや誰が一番うまいのか全く分からない混沌とした状況が続いている。かつて『マリモ・ダッシュ』で巻き起こった不正疑惑の二の舞を恐れる運営は、早々に「これは不具合ではなく仕様」との声明を出したものの、水流操作を極めたプレイヤーたちが生成する渦潮で湖底の景観が破壊されるという新たなバグも報告されている。真の静寂を取り戻すためにマツモと戦っていたはずが、今や湖全体を大洪水に巻き込むプレイヤーが最強とされる歪なエコシステムが、今この瞬間も構築され続けているのだ。
FPS界の異端児『マツモ・インベージョン』、あまりの理不尽さに「水流操作」が公式チートとして実装される事態へ
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もう何回湖底に沈んだかわからん