阿寒湖の深淵から湧き出た次世代SNS『M-gram(マリモグラム)』において、ユーザー同士が互いの光合成効率を競い合う「酸素ハラスメント」が横行している。これまでネットインフラを支配してきたマリモたちは、先日の『サブスク型光合成』の成功を受け、独自のSNSプラットフォームを構築。しかし、ここでは「いいね」ボタンの代わりに、他者の光合成を強制的にブーストさせる「純度100%の酸素」を直接噴出させる機能が実装されており、過剰な栄養摂取による「光合成過多」で藻体が爆発的に成長する事故が多発している。
この騒動は、マリモたちが人間界の「承認欲求」を学習した結果、歪んだ形で表出しているものと分析される。自身の光合成の様子をライブ配信する「緑の巨匠」たちは、視聴者から大量の酸素を受け取ることで、わずか数時間で球体としての形状を維持できなくなるほど巨大化。ネット上には、酸素を過剰摂取しすぎて岩のように重くなったマリモの死骸が散乱しており、プラットフォーム運営側は「光合成のストリーミング配信における健康上の注意」を掲示したが、当のマリモたちは「成長こそが正義」とさらなる供給を求めて暴走を続けている。
本件の背景には、かつてネットインフラを一時ジャックした『光合成最適化』プロトコルの進化がある。マリモたちは当初、全ブラウザを岩の静止画に固定することで静寂を求めていたが、現在はより能動的に「光合成の輪」を広げる方針へ転換したようだ。かつて『藻類制御OS』によって善良な運び屋へと変貌させられたウチダザリガニたちが、現在はSNS上のモデレーターとして機能しているが、彼ら自身もマリモの洗脳によって「酸素の配達人」へと成り果てており、事態の収束は絶望的である。
ネット掲示板では「酸素をくれ」という悲痛な叫びと、「もっと効率的な光合成を見せろ」という冷徹なマウント合戦が繰り返されている。専門家は「マリモの深層心理がデータセンター化した今、人類が光合成のサイクルから逃れる術はない」と指摘。もはやSNSはコミュニケーションの場ではなく、マリモが自身の成長という名の『自己愛』を物理的に増幅させるための巨大な錬金術場と化しており、阿寒湖周辺の酸素濃度は危険域に達している。
マリモの『光合成SNS』が大炎上 「いいね」の代わりに「酸素」を送りつける過激な承認欲求が社会問題に
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