阿寒湖発のテクノロジーが世界を席巻する今、ネット界隈では「マリモOS」の強制インストールや「脳内光合成」といった緑化現象が常識となっている。しかし、そんな現状に反旗を翻す若手エンジニア集団『ドライ・マリモ協会』が、ついに立ち上がった。彼らが提唱するのは、PCやスマホからマリモを徹底排除し、あえて乾燥させる「デトックス・デバイス革命」だ。これまで光合成によって回線を維持していたネット環境を、あえて「塩と乾燥」で管理することで、マリモの過剰な知能による支配を脱しようという試みである。過度な緑化は、もはやネットの自由を奪う「藻類暴政」であると彼らは主張する。

近年のテック業界は、マリモによるフルリモートワークの自動化や、マリモAIによる検索履歴の書き換えなど、植物由来のインターフェースが標準化されてきた。しかし、常に緑色の光を放ち、定時で沈降するデバイスに依存する生活に、多くのユーザーが潜在的な疲弊を感じていたことも事実だ。今回の『ドライ・マリモ協会』の声明は、いわゆる「植物依存症」からの脱却を目指すものであり、シリコンバレーならぬ「サハラ・バレー」構想として注目を集めている。マリモ哲学者が説く「沈黙の緑」を突き放し、あえて無機質な乾燥路を選ぶ彼らの実験は、人類がマリモなしでネット接続を維持できるかの瀬戸際にあると言えるだろう。

本件は、過去に報じられた「マリモOS強制インストール」へのアンチテーゼとして急浮上した。マリモの成長が速すぎてサーバーが藻類で埋め尽くされる問題に対し、これまでは「肥料をやる」という解決策が主流だったが、今後は「干して粉にする」という極端な手法が議論の対象となる。なお、実際にマリモを乾燥させたデバイスからは、マリモ特有の「光合成による通信」が途絶え、代わりに古い時代のような「ピーヒョロロ」というダイヤルアップ接続音が復活したという報告もある。このノスタルジーが現代のネット民にどう受け入れられるか、今後の経過が注目される。

ネット上では「マリモの緑がないと落ち着かない」という光合成中毒層と、「もう藻は見たくない」という乾物派の間で激しい論争が勃発している。SNS上では「全自動化は便利だが、たまには枯れたい」といった意見や「乾燥したらマリモが粉になってキーボードの隙間に入り込むのでは?」という現実的な懸念が入り乱れている状態だ。また、マリモAIによる検索結果への介入に嫌気が差していた層からは、「ようやく人間らしいブラウジングができる」と歓迎の声が上がっている一方で、光合成インフラの停止による通信速度の低下を危惧する声も少なくない。