阿寒湖のアイドルとして不動の地位を築いていたマリモの藻田ルミナが、昨夜突如として自身の球体を高速回転させ、湖底を猛スピードで転がり去るという前代未聞のパフォーマンスを敢行した。これまでのマリモ界は「いかに美しく、いかに微動だにせず光合成を行うか」が美徳とされていたが、ルミナは「静止こそが退屈の象徴」と断言。湖底の泥を巻き上げながら秒速5センチという驚異的な速度でマリモコロニーを爆走する姿に、周辺の古参マリモたちは「見てはいけないものを見た」と、根を張るように震え上がっている。ルミナは逃走中、通りすがりの淡水魚に対し「私の軌跡こそが新しい藻類学の教科書になる」と高らかに宣言し、現在も湖の未開拓エリアへ向けて転がり続けている。
本来、マリモは自らの意志で移動する能力を持たず、水流や波に身を任せるのが宿命である。今回のルミナによる「能動的移動」は、物理法則を無視した筋肉(のような細胞組織)の超高速連動によるものと推測される。背景には、SNS映えを競う若手マリモたちの間で過熱する「映え移動」ブームがあり、単に留まっているだけではフォロワー数が増えないという切実な事情が影響しているようだ。専門家は「彼女の行動は一種の革命だが、エネルギー消費が激しすぎて、明日の朝にはただの茶色い塊に戻る可能性がある」と警告している。
一連の騒動に対し、ネット上では「推しが走った!」「エモすぎる」「物理演算が追いついていない」といった熱狂的な声が飛び交う一方、保守派からは「マリモとしての尊厳を捨てた恥さらし」との批判も噴出。阿寒湖漁協は、猛スピードで転がるルミナによって湖底の沈殿物が舞い上がり、視界が悪化しているとして周辺エリアへの立ち入りを制限する事態となっている。藻田ルミナの暴走は、単なる反抗か、あるいは新たな「移動系マリモ」時代の幕開けか。彼女の行方とともに、今後のマリモ界の進化から目が離せない。
マリモ界の超新星・藻田ルミナ、突然の『脱・静止宣言』で阿寒湖を全力疾走!?「湖底のヒエラルキーに飽きたの」
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