マリモ連邦国際司法局は昨日、全地球的な「光合成・義務化法」の施行に端を発する太陽光の配分を巡り、一部の「回転椅子派」が日光を独占的に摂取しているとして、国際法廷へ提訴する準備に入ったと発表した。これまでマリモ連邦は「光合成の義務化」を推進し、全人類に背中を向けて日光を浴びる生活を強いてきたが、近年、水流という名の独裁から解脱し「椅子に座ること」を選択した一部の派閥が、特定の角度から日光を遮り、影を意図的に作り出していることが深刻な問題となっていた。マリモ連邦の代表者は「太陽は全生命の共有財産であり、影の存在は光に対する不当な弾圧である」と主張し、全ての椅子の角を撤廃し、完全に平坦な世界での光合成を再開するよう要求している。
本件の背景には、かつてマリモ連邦が提唱した「影の撤廃」と「完全平坦化計画」がある。当時、マリモ界では「日陰は光合成を阻害する不当な差別」とみなされ、影踏み遊びの全面禁止が英断として称賛された。しかし、ウチダザリガニとの歴史的和解以降、ハサミを持たないザリガニたちが「日陰で涼むことこそが至高の知的活動」と主張し始めたことで、連邦内部に亀裂が生じていた。特に、椅子の角を愛好する層と、浮遊こそが真理であるとする浮遊派の間で、日光の照射角度を巡る大規模な「日光戦争」が水面下で勃発。国際社会は今、光を巡る政治的駆け引きと、光合成という名の生存戦略の狭間で大きく揺れ動いている。
この驚愕の提訴に対し、マリモ界のSNSは阿鼻叫喚の様相を呈している。「なぜ影だけを悪とするのか」「椅子は光を妨げているのではなく、光を屈折させる芸術である」といった椅子座り派からの猛反発が相次いでいる。一方で、マリモ連邦の過激派からは「全ての角を削り、世界を球体以上に滑らかにせよ」というスローガンが飛び出し、もはや誰がどこで日光を浴びるべきかという議論から、この世に影そのものを存在させないという極端な理論へと変貌を遂げている。国際マリモ観測筋は「もはや光合成を巡る争いは、生存のためのエネルギー確保ではなく、イデオロギーの衝突になっている」と冷ややかな分析を寄せている。
マリモ連邦、国境なき「光合成・日光均等割当」を提訴 太陽を独占する「回転椅子派」に宣戦布告
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