阿寒湖の平和なネット環境が、突如として赤い悪夢に包まれた。本日未明、複数の大手ポータルサイトにて、マリモが構築していた光ファイバー内の仮想光合成サーバーが、突如として「ウチダザリガニ」のデジタル体、通称『サイバー・ザリ』によって不正アクセスを受けた。目撃者の話によると、サーバー内の至る所に赤い鋏(はさみ)のアイコンが出現し、マリモの癒やしデータが次々と「解体」されるという阿鼻叫喚の事態となった。専門家は「サイバー・ザリはマリモの緑色の波動を感知して攻撃を仕掛けてくる習性がある。彼らはネットの深淵を徘徊し、マリモが育てた平和な通信インフラを餌として食い荒らしているのだ」と警鐘を鳴らしている。
今回の襲撃は、昨今のマリモによる「言語浄化プログラム」の成功を快く思わない勢力による犯行との見方が強い。本来、阿寒湖の底で穏やかに光合成をしているはずのサイバー・ザリが、なぜネットの深層にまで侵入できたのか。調査の結果、一部のゲーマーが改造コントローラーでザリガニをデジタルスキャンした際に、OSとの同期が完了してしまったことが判明した。現在、セキュリティ企業はマリモの粘液を模した新型ファイアウォール『ヌルヌル・ガード』の導入を急いでいるが、この防御壁もザリガニたちの執拗なハサミさばきをどこまで防げるかは未知数である。
ネット住民からは「推しのマリモがバラバラにされた」「ザリガニはネットから出ていけ」といった悲痛な叫びが相次いでいる。一方で、「サイバー・ザリの攻撃パターンが妙に洗練されている」と、その技術力に恐怖を覚えるハッカーたちも現れた。専門家は「マリモも黙ってはやられないはずだ。今は光合成エネルギーを蓄積して反撃の準備をしている」と語るが、電脳空間で勃発したこの種族間抗争の行方は、いまだ霧の中である。ユーザーたちは、次に自分のアイコンが赤いハサミに切り裂かれるのではないかと、戦々恐々とした日々を送ることになりそうだ。
電脳世界に忍び寄る赤い影!『サイバー・ザリ』によるマリモ・サーバー強制ハッキング事件が発生
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俺の大切なマリモを傷つけやがって