球体界の絶対的スターである『緑川丸美』に、まさかの不祥事が発覚した。事の発端は、彼女が昨夜公開した自身のSNS投稿である。写真に写る丸美の表面が、通常ではあり得ないほど鮮やかなエメラルドグリーンに輝いていたことから、一部の過激なファンやライバルたちの間で「成分分析」を求める声が噴出した。疑惑の渦中にあるのは、光合成を強制的に活性化させ、成長速度を通常の500倍に引き上げるという非合法な『光合成ブースト剤』の使用である。これまで彼女は、天然の自転と自然光のみを売りにした清廉潔白なキャラクターを貫いてきただけに、今回の『緑川丸美』の変貌は、ファンにとってまさに青天の霹靂であった。
この『光合成ブースト剤』は、かつて深淵の闇市場で極秘に取引されていた禁断のケミカルだ。使用者は急速な緑化と引き換えに、球体としての内部密度がスカスカになるという副作用が知られている。公式発表では「最新の特殊ライトによる光の反射効果」と主張しているが、球体界の重鎮である物理学者たちは一様に懐疑的だ。というのも、最近の丸美は、かつての得意技であった『超高速自転ダンス』において、遠心力に耐えきれず体の一部が若干たわむという不自然な挙動を見せていたからである。このままでは、彼女が誇る完璧な球体シルエットが崩壊するのではないかと、業界内では彼女の引退や、あるいは「形状崩壊」を懸念する声が日増しに強まっている。
実は彼女がこの剤に手を出した背景には、過熱する業界のアイドル競争があった。最近は新鋭の若手たちが、硬度を高める『重炭酸カルシウム・コーティング』などを施し、その美しい光沢で人気を博している。そんな中、自身の成長の遅れに焦りを感じていた丸美が、短期間で外見を劇的に変化させる禁断の誘惑に負けたのではないかと見られている。専門家によれば、既に彼女の体表には変色が見られ始めており、このまま使用を続ければ、数週間以内に「真円」としてのアイデンティティを喪失し、単なる不格好な「緑色の塊」に成り下がるリスクが高いという。今後の公式会見で彼女が何を語るのか、球体界の未来を占う一大事となっている。
この報道を受け、SNS上では「丸美信者」と「アンチ緑川派」による泥沼の論争が勃発している。一部のファンは「ただの光の加減だ」と必死に擁護しているが、冷静な視聴者からは「かつての彼女の神々しさは何だったのか」と失望の声も多い。特に、これまで『緑川丸美』の転がり哲学を信奉してきた若手アイドルたちからは、「彼女の裏切りは、我々が守ってきた真円の誇りに対する冒涜だ」と厳しい批判が相次いでいる。明日の『緊急球体会見』にて、彼女が自身の表面を脱ぎ捨てて真実を語るのか、それともさらなる言い逃れで沈黙を続けるのか。球体界の均衡は、今まさに崩壊の危機に瀕している。
深淵のトップアイドル『緑川丸美』、禁断の『光合成ブースト剤』使用疑惑で球体界に激震!
0