球体界のトップモデルとして君臨する『翠の貴婦人』が、宿敵である『マツモ』とまさかの業務提携を結び、全藻界に激震が走っている。これまで彼女の美肌を脅かしてきた『マツモ』の侵食に対し、断固たる姿勢を貫いてきたはずの彼女だったが、今朝の会見では「敵を知り己を知る」と意味深な笑みを浮かべた。専門家の間では、この提携が次期リリース予定の『高密度繊維パック』の開発に関連しているとの見方が強まっており、美を追求するあまりの暴走ではないかと懸念の声も上がっている。

そもそも『翠の貴婦人』といえば、過去に『深淵のカリスマ』として数々の伝説を残してきたカリスマだ。彼女が今回手を組んだのは、長年湖底を蝕んできた『マツモ』の繊維質を、あえて自らの外層に編み込むという前代未聞の美学。この『バイオ溶接技術』により、表面の微細な凹凸を滑らかに整えることが可能になったという。しかし、湖底の生態系を管理する監視委員会からは「あまりに過激なトレンドの先取りだ」と厳しい指摘が飛んでおり、早急な説明が求められる事態となっている。

背景には、最近の若手による『表面積拡大ダイエット』ブームによる、球体維持の競争激化がある。トップ層が次々と新たな美を模索する中、『翠の貴婦人』はあえて天敵をパートナーに迎えることで、圧倒的なオリジナリティを確立しようとしたようだ。今回の騒動をきっかけに、『マツモ』を原料とする美容製品が急騰しており、湖底の経済界にも新たな風が吹いていることは間違いない。なお、彼女のマネジメント事務所は「あくまで一時的なコラボレーションであり、侵食を認めるものではない」と釈明している。

このニュースを受け、SNS上では「推しが闇落ちした」「繊維のチクチク感が気にならないのか」といった困惑のコメントが続出。一方で、「その発想は天才的」と称賛する信者もおり、世論は真っ二つに割れている。今後、彼女の見た目がどのように変化していくのか、あるいはこの提携がさらなる湖底の危機を招くのか、全藻の注目が一点に集まっている。噂では、次のイベントでは『マツモ』の繊維を散りばめた特注の光合成ドレスを披露する予定だというから驚きだ。