社会・3月12日
帝都高速度交通営団(営団地下鉄)が発足
1941年3月12日、東京の地下鉄網を統合・一元化するため、帝都高速度交通営団(通称:営団地下鉄)が発足しました。国と東京市(当時)が出資する特殊法人として設立され、戦中から戦後にかけて日本の首都圏における交通の大動脈を担うことになりました。
営団地下鉄の発足背景
昭和初期、東京の地下鉄は東京地下鉄道と東京高速鉄道という民営の2社によってそれぞれ建設・運営されていました。しかし、首都防衛および都市交通の効率化・一元化が求められる戦争の緊迫した情勢の中、1941年3月12日に「帝都高速度交通営団法」に基づき両社を統合する形で「帝都高速度交通営団」が発足しました。
その後の影響と民営化
発足後は戦時体制下での困難な建設・運営を続け、戦後も日本の高度経済成長期を支える形で路線網を急速に拡大していきました。帝都高速度交通営団は長年にわたり親しまれましたが、行政改革の一環として組織の見直しが進められ、2004年に民営化されて現在の東京地下鉄株式会社(東京メトロ)へと引き継がれました。
ポイント
- 帝都高速度交通営団は1941年3月12日に発足した。
- 国と東京市が出資する特殊法人として設立された。
- 2004年に民営化され、現在の東京メトロの前身となった。