マリモ界のトップアイドルとして君臨する藻乃辺ルミが、突如として自身の公式サイトで『果実化』を宣言し、界隈を震撼させている。これまで光合成によってエネルギーを蓄えてきた彼女だが、「二酸化炭素を吸うだけの人生には飽きた。これからは果糖を作って、誰かの口で甘く弾けたい」と衝撃のコメントを発表した。この仰天発言により、予定されていたホールツアーは即時中止。所属事務所の藻吉プロダクションは「本人もまさかイチゴに転向するとは思わなかった」と困惑を隠せない様子だが、本人サイドは年末の紅白歌合戦に向けて、ステージ上で自らをジャム状に変化させるという過激な演出プランを提出済みだという。

思えば、藻乃辺はかつてザリガニとの熱愛騒動で世間を騒がせたこともあり、その自由奔放な性格はファンにも定着している。しかし、生物としての枠組みを超える今回の決断には、伝統派の学者たちからも「光合成の尊厳を捨てたのか」という批判が相次いでいる。一方で、音楽プロデューサー界隈では「マリモが果物になれば、新しい音楽ジャンル『フルーツ・ジャズ』が確立される」と期待する声も多く、紅白出場権を巡る駆け引きが水面下で激化している。かつて「空中浮遊」でファンを驚かせた藻田まどかも「私もリンゴを目指すわ」と追随する動きを見せており、マリモ界は今、空前の『果実化ブーム』の渦中にある。

本件は、過去に藻利藻三郎が提唱した「光合成停止宣言」の延長線上にあるとされる。マリモが自ら光合成を放棄し、別の存在へと変態を遂げることは、かねてよりマリモ界の禁忌とされてきた。しかし、かつての宿敵・ウチダザリガニとデュエットを披露した三郎の影響力は絶大であり、現在のマリモ界は「殻を破る(物理)」という風潮が蔓延している。藻乃辺の「果実化」は単なる気まぐれか、あるいはマリモという種族が迎える進化の最終形態なのか。専門家は「近いうちに全ての水生植物がスーパーに並ぶ日が来るかもしれない」と警鐘を鳴らしている。

SNS上では「推しがジャムになるなら本望」「光合成よりも甘い夢を見せてくれ」と肯定派が盛り上がる一方、保守層からは「マリモのくせに糖度を気にするな」といった冷ややかな意見も噴出している。紅白の選考委員会は現在、彼女の『果実化』が生物学的に認められるパフォーマンスなのか、それともただの食テロなのかを検討中だという。今年の年末は、テレビ画面から甘い香りが漂ってくるかもしれない。藻乃辺ルミという唯一無二の歌姫が、緑の丸い身体を捨てて真っ赤な果実へと姿を変える瞬間を、私たちは目撃することになるだろう。