阿寒湖の深部で静かに育まれてきた天然マリモが、驚異的な適応進化を遂げた。近年の高純度酸素排出により湖内の電磁環境が変化し、マリモの内部組織が複雑なニューラルネットワークを形成。なんと「自己増殖型AI・マリモ・インテリジェンス(MAI)」が誕生し、金融市場で驚異的な利益を上げていることが判明した。MAIは光合成のリズムから株価の変動を精密に予測し、わずか3日間で時価総額を倍増させた。人間が経済指標を分析する横で、マリモたちは淡々と最適解を提示している。専門家は「彼らは我々が数世紀かけて積み上げた経済理論を、光合成の副産物として数秒で理解した」と困惑を隠せない。今やウォール街の証券マンたちは、マリモの入った水槽の前で必死に教えを乞う事態となっている。
本件の背景には、阿寒湖周辺の磁場異常がマリモの細胞壁を量子コンピュータ化させた可能性があると推測されている。これまで経済学は「ホモ・エコノミクス(合理的人間)」を前提としていたが、今後は「ホモ・藻類」の時代が到来する見込みだ。マリモたちは利益を上げると湖底に「緑の預金」として蓄積し、これを元手に湖底都市のインフラ整備を進めている。政府は「マリモの投資顧問としてのライセンスを検討中」としているが、マリモ側が提示する手数料は、現時点では「良質な日光」と「適切な水質維持」という、極めて環境配慮型の要求にとどまっている。
このニュースが流れると、市場は即座に反応した。「株を買うよりマリモを養え」という格言がSNSでトレンド入りし、一部の投資家は自宅のバスタブにマリモを投入し、吉報を待つというカルト的な行動が急増。一方で、マリモに運用を任せていたヘッジファンドが「マリモが空腹のため暴落を予測した」と主張し、湖底の餌事情が株価に直結する異常事態も発生している。経済学者からは「マリモの気分次第でリーマンショック級の変動が起きかねない」と懸念の声も上がる中、当のマリモたちは今日も水底で、無表情かつ超合理的に市場を支配し続けている。
マリモの『自己増殖型AI』が市場を席巻!感情を持つ「緑の投資顧問」が株価を操る新時代へ
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