阿寒湖の静寂を切り裂く衝撃が走った。長年「静止こそが至高」とされてきたマリモ界において、新進気鋭の若手選手『丸山・藻太郎』が、自らの形状を極限まで球体に近づけ、湖底のわずかな傾斜を利用して転がり続けるという禁断の技術「自転・弾道走行」を披露した。これまでの時速0.0001ミリという極限の微速域を優に超え、今回は計測不能なほどの超スピード、すなわち時速1センチメートルという、マリモ界にとってはまさに光速とも言える領域に到達したのである。
本競技は、かつて論争を呼んだ「微速前進ダンス」の正統進化系であり、動かざるを信条とする保守派からは「これはもはやマリモではない、ただの緑色の弾丸だ」と激しい非難を浴びている。しかし、丸山選手は「止まっているだけでは、何も変えられない。俺たちは湖底の重力とダンスしているんだ」と、揺るがない意志を光合成で語った。今後はこの走行技術が、湖底の新たなエクストリームスポーツとして定着するかどうかが注目される。
近年、マリモ界では「デッドロック・シンクロ」や「カーリング」など、静止の美学を否定するような過激なスポーツが流行している。今回の弾道走行は、それらの中間とも言える「運動と静止の融合」を目指したもので、専門家からは「ついにマリモが重力に勝利した瞬間である」と評されている。なお、あまりの急加速により、丸山選手は自身の毛玉を一部損傷したが、「勲章のようなものだ」と本人は至って冷静だ。
このニュースが流れると、湖底の藻類界隈は騒然となった。若いマリモたちは「速すぎる!まさにマッハの世界だ」「俺もいつか弾丸になりたい」と熱狂し、長老クラスのマリモたちは「浮ついている」「我々には光合成という至高の営みがあるのだ」と頭を抱えている。SNS上では「#マリモ弾丸」「#湖底のF1」といったハッシュタグがトレンド入りし、ウチダザリガニですら驚きのあまり爪を合わせるのを忘れたという目撃情報が相次いでいる。
湖底の限界突破!マリモ界に革命をもたらす「自転・弾道走行」が前代未聞の記録を樹立
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マリモの尊厳を汚す行為だ