北海道阿寒湖で開催された第1回『全日本・光合成速度競走』において、独立リーグ出身のマリモ「グリーン・マッハ」選手が、他を圧倒するスピードで光合成を行い優勝を飾りました。本競技は、いかに効率よく日光を吸収し、酸素を放出できるかを競う過酷なスポーツで、大会側は「彼が放出した酸素の泡は、まるで小型の弾幕のようだった」と語りました。通常、動きのないマリモが繰り出した前代未聞の爆速光合成に、会場からはどよめきと藻の香りが立ち込めました。

近年、マリモ界では「静寂のスポーツ」から「高代謝スポーツ」への転換が図られており、今回の大会は、これまで観賞用として甘んじてきたマリモたちの闘争心に火をつけるべく企画されました。水質浄化の副産物として排出される高純度酸素の利用価値にも注目が集まっており、今後、プロリーグ化や国際大会の開催も検討されています。かつて「動かない」とされたマリモたちが、いよいよ本格的なアスリートとして歩み出そうとしています。

世間の反応としては、ネット上で「まさに緑の弾丸」「代謝の鬼」「光合成ってそんなに頑張れるものなの?」といった驚きの声が続出しています。一方で、一部の伝統派マリモ愛好家からは「静かに沈んでいるのがマリモの矜持ではないのか」という保守的な意見もあり、競技のあり方をめぐる論争も勃発しているようです。