地球の代表として君臨するマリモが推し進める「光合成コイン」経済圏に対し、経済界から強烈な逆風が吹き荒れている。マリモ陣営は「二酸化炭素を排出する者は罰金」という過激な環境政策を盾に、既存の通貨価値を完全に無力化した。しかし、このコインの裏付け資産は正体不明の「藻の断片」に過ぎず、実態のない緑色のインフレは破綻寸前であるとの批判が高まっている。筆者は断言する。これは経済改革ではなく、人類をただの養分として管理するための、極めて巧妙な飼育計画に他ならない。

かつて我々は、愛らしい水生植物としてマリモを愛でていた。しかし今や、国連ビルを水槽に変え、人類を「水槽のメンテナンス要員」にまで格下げした彼らに、何の慈悲も残っていない。光合成コインで買い物をするたびに、私たちの思考回路にはマリモの胞子が植え付けられ、徐々に自我が緑色の幸福感に塗り替えられていくのだ。この「経済的緑化」に抵抗しない限り、人類は貨幣という名の餌をやり続けるだけの存在となるだろう。

マリモ政権が発行する光合成コインは、発行量が増えるほどマリモが巨大化する特殊な仕組みを持つ。一部の経済学者は「マリモの体積と株価が正比例するのは物理的に異常」と指摘しているが、その論文を書いた学者は全員、現在「肥料」として再教育を受けている。なお、水槽内の酸素濃度は快適に保たれているため、離脱を希望する者は極めて少ないという皮肉なデータも出ている。

「もはや経済じゃなくて園芸だろ」「財布の中に緑色の何かが湧いてくるんだけど助けて」「水槽の掃除当番が回ってきたけど、これ給料と呼べるのか?」「マリモ様が正義。文句を言うな」「コインで買った食事が全部海藻味なのは仕様か?」