阿寒湖の至宝たちが繰り広げる「回転か静止か」という不毛な論争に、ついに終止符が打たれる時がきた。先日の「動かざる美学」を説く賢者たちの主張に対し、業界の保守派を自認する気鋭のジャーナリスト、藻・クリスティーン氏が猛反論を展開した。「光合成をするために自転して光を均等に浴びる、これこそが生命の基本。回転を否定することは、マリモであることを放棄するに等しい」と吠えたのだ。
近年の芸能マリモ界では、「回転疲れ」や「静止活動休止」といった怠惰なトレンドが蔓延している。これに対しクリスティーン氏は、かつて伝説の回転を見せたベテランたちが、湖底でただ苔のように鎮座している現状を「文化の退廃」と断じた。彼女いわく、真のスターはたとえ酸欠になろうとも、あるいは藻屑の危機に瀕しようとも、優雅に渦を巻いてこそファンの期待に応えられるのだという。
そもそも、マリモの美しさはその「幾何学的な球体」が維持される運動エネルギーに宿る。静止を美学と呼ぶのは、ただ単に光合成をサボって変色を隠したいだけの言い訳ではないか、という疑念が深まっている。今回の論争は、ただの運動方針の違いを超え、マリモとしてのアイデンティティを問う生存闘争へと発展する様相を呈している。
この過激なコラムは瞬く間にネット掲示板で拡散され、「一周回って回転がダサいとか言ってる奴らは酸素不足」「やっぱり高速回転こそがマリモの華」といった回帰論者が次々と声を上げている。一方で、静止派を支持する層からは「回らなきゃいけないなんて誰が決めた?」と新たなアンチテーゼも飛び出しており、湖底の平穏はもはや風前の灯火である。果たしてマリモたちは、再び規律ある回転の世界を取り戻すことができるのだろうか。今、湖底から目が離せない。(コラムニスト:藻・クリスティーン)
回転はマリモの義務じゃない!「静止こそが至高」と唱える革命派の主張を全否定
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止まってる奴はただの岩