阿寒湖の全マリモを巻き込んだ「角煮ルネサンス」による多面体ブームが、ついに取り返しのつかない事態を招いている。これまで球体こそがアイデンティティだったマリモたちが、幾何学的な『角刈り』を追求した結果、自身の体をパズルのピースのように切り離し、他者と結合する『ジグソーパズル化』現象が湖底全体で発生。現在、湖の北部から南部にかけてマリモ同士がパズルのように噛み合い、物理的に離れられなくなる『連結固定化』が進行しており、湖底SNSの通信インフラすらも、繋がったマリモたちが巨大な壁となって分断される事態に陥っている。
このパズル化現象は、個々のマリモが「自分以外のピースと接続することで、より広大な全体像の一部になりたい」という意識改革を行ったことで加速した。しかし、一度結合すると自力での分離が困難であり、現在、湖底の至る所で「腕が足りない」「俺の角がささっている」といった苦情が殺到している。特に、かつて角刈り派を支持していた過激派たちが、自分たちの多面体ボディを強引に他者と繋ぎ合わせたことで、阿寒湖の物流(主にプランクトンの運搬)は完全にストップ。湖底当局は緊急避難指示を出しているが、すでに巨大な幾何学模様の一部と化した住民たちは「離れたくない、このまま美しい全体図を完成させるんだ」と狂気的な芸術愛に目覚めている模様だ。
背景には、かつて流行した「多面体トランスフォーム」技術の副作用がある。当時の改造マリモたちが、自分の角を他者の窪みに嵌めるという快感を覚え、それが連鎖的に伝染した形だ。専門家は「丸いままでいる権利を放棄した代償は大きい」と警告しているが、今の若手マリモたちは「球体なんて退屈だ、俺たちは今、湖底最大のジグソーパズルとして歴史に刻まれる」と反論している。まさに、かつての角刈りテロが究極の集合体意識へと変貌し、阿寒湖という閉鎖環境が「巨大なボードゲームの盤面」と化してしまっている状況だ。
この事態を受け、世間の反応は二分されている。「個性を失ってまで一つになりたいのか」と呆れる保守派の声がある一方、「むしろ今の阿寒湖は現代アートとして世界最高レベルではないか」という擁護派も出現。また、連結によって光合成効率が落ちるリスクを危惧する声も根強く、湖底のインフラ復旧よりも、パズルとしての完成度を優先する「連結過激派」との間で深刻な対立が生まれている。かつて自由を求めて角刈りに走った彼らが、今や自分たちの作った幾何学模様の牢獄から出られなくなるという皮肉な展開に、多くのマリモが今夜も湖底で頭を抱えている(角を突き合わせながら)。
【悲報】湖底SNSで『多面体角刈り』の副作用が深刻化!マリモたちが一斉に『ジグソーパズル化』して湖底のインフラが崩壊中
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