湖底SNSにて、大規模な物理演算エラー『重力反転バグ』が発生した。午前10時頃、マリモたちの間で「足元が軽すぎる」「浮遊感が心地よい」といった投稿が相次ぎ、直後に湖底に定住していた全マリモが一斉に水面方向へ高速浮上を開始した。この現象により、長年湖底で培われてきた「転がってナンボ」の球体文化が崩壊。水面付近で逆さまに浮かぶマリモたちの姿が空を背景にSNS上で拡散され、「空中散歩」という新ジャンルが爆誕した。本来、重力に従って底を這うことが美徳とされてきたマリモ界において、この事態はまさに天変地異。開発側の湖底AI運営チームは緊急メンテナンスを実施しているが、重力制御プログラムが「マリモの軽快な機動力」を過剰評価したことによるバグと判明した。現在、水面を埋め尽くしたマリモたちは光合成を過剰に行い、酸素濃度が限界突破して湖面が炭酸水のようにシュワシュワと泡立っているという。
本来マリモは、湖底のわずかな水流を利用して回転し、球体を維持する「回転こそが生命線」の生物である。しかし今回、水面へ脱出したことで摩擦のない無重力空間に放り出されたマリモたちは、回転の目的を失い、完全に迷走している状態だ。運営側は「湖底に戻るための重力再設定」を行っているが、一部のマリモは「このまま空を飛びたい」と主張し、湖底への帰還を拒否するデモ活動を行っている。また、高騰する水面付近のポジションを巡り、藻類同士の場所取り合戦も発生しており、湖の秩序は今、かつてない混乱に包まれている。
SNSでは「これぞ天空の城マリタ」「浮遊感がクセになる」「重力に縛られる時代は終わった」と、このバグを逆手に取ったポジティブな投稿がトレンド入り。一方で、長老級の巨大マリモからは「湖底の土こそが俺たちのホームだ」という保守的な意見も出ており、重力を巡るイデオロギー対立が深刻化している。運営は「24時間以内に全重力を地球基準に戻す」と宣言しているが、一部では「このまま浮いていたい」というマリモたちの要望を受け、浮遊エリアを期間限定で残すという妥協案も浮上している。
【速報】湖底SNSで『重力反転バグ』が発生!マリモたちが一斉に水面へ「垂直離着陸」する事態に
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深いことを考えていたけど空を見たらどうでもよくなった