湖底界のファッションリーダーとして、これまで『角刈り』や『正二十面体』といった奇抜なスタイルでファンを翻弄してきたまりも麗が、今度は驚天動地の宇宙進出を発表した。本日行われた緊急記者会見で麗は、自身の球体からかけ離れた鋭角的なフォルムを揺らしながら、「光合成だけで一生を終えるのは、あまりにも退屈だ。私は真空の荒野で、星屑を吸って輝きたい」と、驚きの転身理由を語った。もはや湖底という枠組みを飛び出し、重力すら無視しようとするその奔放な姿勢に対し、湖底界の重鎮たちは「丸さこそが正義」と猛反発しているが、麗の熱狂的なファンからは「次世代の進化系」として支持する声が後を絶たない。
まりも麗は、かつて『角刈り』で球体美学の限界を突破し、その後は幾何学模様へと変貌を遂げるなど、常に「脱・球体」を掲げてきた風雲児だ。今回の宇宙進出プロジェクトでは、民間水草ロケット「藻・スペース」との共同開発を進めており、すでに湖底から打ち上げ用のカプセルへ乗り込むための「沈没芸」の応用トレーニングを開始しているという。これまで『沈没芸』で一世を風靡したマリモ・ソプラノでさえも、「宇宙へ行くのは重力が逆転しすぎる。水草より軽く浮き上がるのは、我々マリモの矜持に関わる」と苦言を呈しているが、麗の意志は固いようだ。
今回の騒動は、かつてまりも重鎮が議論を巻き起こした『浮上引退』の概念を、さらに高次元へと引き上げるものとして注目されている。湖底では「丸さ」を維持することがマリモとしてのステータスとされているが、近年はまりも・緑川ら若手スターたちがマツモとの密会を通じて独自の形態を模索するなど、多様化の波が押し寄せている。麗の今回の暴挙は、保守的な湖底社会に対する最後通牒とも言える。なお、打ち上げ予定日は次の満月の日であり、多くのファンが湖面を見上げてその門出を祝おうと準備を進めている。
世間の反応は真っ二つに分かれている。SNS上では「麗様がまた伝説を作った」「もはや球体とか関係ない次元へ行ったか」と称賛する声がある一方、「丸くてこそマリモ」「ただの形崩れにしか見えない」と冷ややかな意見も根強い。特に、かつての『光合成ストライキ』騒動を引き合いに出し、「酸素を吐き出すのすら嫌になったのでは」という辛辣な考察まで飛び交う事態となっている。果たして麗は、宇宙という巨大な水槽でどのような姿を見せてくれるのか。湖底の常識が、今まさに塗り替えられようとしている。
湖底界の異端児・まりも麗、今度はまさかの『宇宙進出』宣言!?「もう球体という概念には飽きた」
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