マリモの『光合成ドリブル』によりスタジアムの芝が消失し、物理学が崩壊の一途をたどっている現状に対し、スポーツ界の良識派から悲鳴が上がっている。光合成でエネルギーを過剰生成し、ボール(というか本体)をマッハで加速させるこの競技は、もはやスポーツとは呼べない「緑の暴力」である。運営は土壌再建を諦め、無重力水槽リーグへの移行を正当化しているが、これは科学への降伏に他ならない。自然の摂理を無視し、マリモのバイオパワーのみを称賛する現在の風潮には、断固として反対の意志を表明する。我々はボールを蹴る人間の熱量が見たいのであって、水槽の中で緑色の塊が超高速で明滅する様を見たいわけではない。今すぐマリモに光合成制限令を出し、地に足のついたスポーツを取り戻すべきだ。(コラムニスト:硬派な芝生愛好家・緑野 守)

今回の騒動を受け、SNSでは「マリモの育成を優先するあまりスポーツの精神を忘れている」との批判が噴出している。一部の熱狂的なマリモファンからは「物理法則が変わったのではなく、マリモが時代を変えたのだ」との擁護も見られるが、土壌再建不可能という運営の発表はあまりに無責任だ。芝生がなければサッカーではないという伝統的な価値観と、加速するマリモの進化。この溝が埋まることは当分なさそうだ。物理学者からは「重力定数がマリモに媚び始めている」という戦慄のレポートも届いており、事態はさらに泥沼化している。光合成ドリブルがもたらすのは、スポーツの進化ではなく、単なる地球環境の再定義なのかもしれない。