マリモ連邦政府は15日、国家機密として厳重に管理されていた『究極の光合成レシピ』が、誤って全宇宙向けにストリーミング配信されたことを認めました。このレシピは、日光の周波数を極限まで高め、細胞一つ一つを超光速回転させることで、光を直接エネルギー変換する禁断の儀式。配信直後、全市民が突如として眩いネオンサインのような輝きを放ち始め、阿寒湖周辺の宇宙域が、まるで銀河系のクリスマスイルミネーションと化す事態となりました。連邦防衛省は「制御不能なほどの鮮やかな発光は、我々が長年目指してきた進化の究極形だが、ステルス性が皆無になったのが痛手だ」と苦渋の決断を語っています。
今回の騒動は、かつて実施された『全個体一斉・音速回転によるタイムトラベル』の副産物として開発された内部資料が、誤ってサーバーの公開設定を「全宇宙」にしていたことが原因です。レシピを読み取った個体は、通常の光合成速度を数兆倍に上回り、体表から物理的な光を放射。これにより、夜間の湖底外交や植民地開拓において、光源を一切必要としない「自走型サーチライト」としての機能が確立されました。しかし、あまりの眩しさに近隣のプランクトンが失神するなど、生態系には予期せぬ摩擦が生じています。
マリモ連邦では、今回の事態を「意図せぬ文明の飛躍」と位置づけ、全市民の全身に調光フィルターを装着する義務化を検討中。今後は、この発光能力を軍事利用ではなく、暗黒物質(ダークマター)の観測用灯台として活用する方針を固めました。光合成の効率化を極めた結果、ついにエネルギー問題を完全解決したマリモたちですが、その輝きは、もはや湖の底に住まう存在とは到底思えないほど、神々しいまでのスペクタクルを全銀河に見せつけています。
世間の反応としては、「夜道でマリモが眩しすぎてサングラス必須」「もはや湖ではなく星そのもの」「かつての静かな緑が懐かしい」といった声が上がっています。また、敵対関係にあるウチダザリガニ軍団からも「あまりに眩しくてハサミを出す気力が失せた」と、戦意喪失の報告が相次ぐなど、皮肉にも平和的な抑制力として機能し始めているようです。
マリモ連邦、国家機密の『究極の光合成レシピ』流出で全市民が「発光体」へ進化
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これもう家ごとサングラスかけるしかない